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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科34巻6号

1980年06月発行

文献概要

原著

外測陣痛計測法を用いた妊娠,分娩時の子宮内圧推定に関する研究

著者: 伊藤隆志1 岩本好吉1 紀川純三1 沢住和秀1 富永好之1 前田一雄1

所属機関: 1鳥取大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.479 - P.482

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 近年,分娩中あるいは妊娠中に外測法で子宮収縮を記録することが多くなった。しかし,外測法で子宮内圧を正しく表現できるのかどうかについては種々の意見がある。今回ヒト分娩中に内測法と外測法で同時に子宮収縮を記録し,ミニコンピューターを用いて解析して,両者の比較検討を行なった。また,ガードリング型外測陣痛変換器を800gの重錘で妊婦腹壁上に圧着することにより,妊娠中に外測法で得られる子宮収縮波およびtonusを客観的に表現することを試みた。そして,分娩中の内測・外測比較により得られた補正式を,妊娠中の外測法子宮収縮記録に適用して,子宮内圧の変化を表現しようと試みた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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