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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科34巻7号

1980年07月発行

文献概要

Modern Therapy 炎症治療--感染症を中心に

術後炎症の予防と治療

著者: 関谷宗英1 工藤純孝1

所属機関: 1千葉大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.535 - P.538

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 術後感染症は滅菌消毒法の進歩,各種抗生物質の開発,予防的抗生物質投与により激減した。しかしながら,耐性菌の出現とともに産婦人科領域では大腸菌などグラム陰性桿菌を主体とする"腸内細菌"および女性性器の正常細菌叢であるBacte—roidesなど無芽胞嫌気性菌との混合感染,あるいはCandidaなど真菌による菌血症,さらに敗血症ショックに至る重症感染症がときに発生する1,2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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