icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科34巻7号

1980年07月発行

Modern Therapy 炎症治療--感染症を中心に

特集コメント

抗生物質療法の将来

著者: 真下啓明1

所属機関: 1東京厚生年金病院

ページ範囲:P.552 - P.552

文献概要

 感染による炎症の治療を考えた場合,さまざまな手段がある。しかし,その中心となるのは感染炎症の原因である病原体を直接攻撃する化学療法ないし抗生物質療法であることに異論はないであろう。
 Oxfordの研究室において,ペニシリンが発見されたのが1928年,その臨床応用が第2次大戦中であり,以来化学構造の異なる多数の抗生物質が発見され,いわゆるantibiotic eraを迎え,19世紀の遺産と称されるに至り,感染症治療を著しく容易としたことは否定しえない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら