文献詳細
臨床メモ
文献概要
HCGはαおよびβの二つのsubunitから構成されており,個々の糖蛋白ホルモンの生物作用の特異性は,β—subunitに依存している。したがって,LHの干渉なしに特異的にHCGを測定できることから,血中HCGβsubunitは,絨毛性疾患の予後をmonitorするのに必要不可欠のものになっている。
しかし,血中HCGβsubunitの推移および臨床所見から完全にre—missionしていると考えられる絨毛性疾患でも,その後再発する例が報告されている。このような再発をfollow up期間中から,なるべく早く予知することは実地臨床では大切なことである。
しかし,血中HCGβsubunitの推移および臨床所見から完全にre—missionしていると考えられる絨毛性疾患でも,その後再発する例が報告されている。このような再発をfollow up期間中から,なるべく早く予知することは実地臨床では大切なことである。
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