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Modern Therapy 新生児脳障害の初期管理
文献概要
微小脳障害ということばをここでは,新生児期に生じた小さい脳病変と解釈して,微細脳損傷症候群とは区別して述べたい。新生児は胎生末期から新生児期初めにかけて,多くのストレスを受ける。中枢神経系にも外傷,低酸素症,出血,軟化,感染,核黄疸,その他の代謝性障害など,数多くの危険性が考えられる。いずれも微小脳障害と関係するが,多くは他の項の論文を参照していただき,ここでは脳室周囲性白質軟化について述べ,脳の可塑性と環境の関与にふれたい。
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