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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科35巻1号

1981年01月発行

研究

東洋医学にみる婦人科腫瘤の解釈

著者: 三浦於菟1

所属機関: 1国立東静病院内科(漢方研究室)

ページ範囲:P.53 - P.56

文献概要

 中国に発達し,江戸時代までわが国の主流であった東洋医学では,子宮筋腫をどのように認識し,治療していたか,「興味ある問題である」。しかし歴代の東洋の医学書には,子宮筋腫という病名は見あたらないようである。西洋医学とは異なる病因病理理論体系のうえに発達した東洋医学において,西洋医学の病理学に基づき命名された子宮筋腫という名称が存在しないのは,むしろ当然のことといえよう。そこで,子宮筋腫を腹部腫瘍としてとらえ,その東洋医学的認識を中心に述べてみることとしたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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