文献詳細
臨床メモ
文献概要
授乳中の褥婦の血漿プロラクチン値は,開発途上国と先進諸国の褥婦とでは異なることが知られている1)。
同じように授乳しているにもかかわらず,開発途上国の褥婦では先進国の褥婦に比較してプロラクチン値は高く,非妊状態に復帰するのに要する期間も明らかに延長している。この差は授乳の仕方,特に授乳回数の差に基づくと説明する者もあるが2),必ずしもそうとはかぎらず,その理由は不明であった。
同じように授乳しているにもかかわらず,開発途上国の褥婦では先進国の褥婦に比較してプロラクチン値は高く,非妊状態に復帰するのに要する期間も明らかに延長している。この差は授乳の仕方,特に授乳回数の差に基づくと説明する者もあるが2),必ずしもそうとはかぎらず,その理由は不明であった。
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