文献詳細
薬の臨床
更年期障害および自律神経失調症に対するEGYT−341(tofisopam)の臨床成績
著者: 山田雄飛1 馬島季麿1
所属機関: 1日本大学医学部付属駿河台病院産婦人科
ページ範囲:P.907 - P.911
文献概要
婦人科領域で使用される代表的な向精神薬は,minor tranquilizerのうちとくにbenzodiazepine系誘導体が主体となっている。また,自律神経調整剤としては,γ—Oryzanolなどが繁用されている。Minor rranquilizerは主として不安・緊張・抑うつなどの精神症状の改善を,また,自律神経調整剤は主として身体症状の改善を目的として用いられているが,臨床的には,各薬剤により,それぞれ微妙に異なった特徴を有している。
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