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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科35巻12号

1981年12月発行

トピックス

月経周期にみる人格と学業成績

著者: 広井正彦1

所属機関: 1山形大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.913 - P.913

文献概要

 月経周期に応じて感情や行動などにも変化が起こることが知られ,臨床的には月経困難症・月経前緊張症などの名で知られている。しかし,その発現頻度や症状の程度については,人種や文化の発達程度とも関連し,25〜100%にみられるとの報告が多い。
 一方,月経時には不安・ゆううつ・攻撃的な感情が亢進し,性欲はむしろ低下するとされ,生理的にも運動機能,自律神経の反応性やホルモン,感覚の域値などにも変化がみられる。さらに行動的にみても夢の内容が反社会性になったり,事故や自殺などの頻度が増加するといわれている1〜4)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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