文献詳細
指標
文献概要
妊娠中の子宮頸部はその初期から妊娠後期までは流・早産を防止すべく,ある硬度が保たれていなければならない。ところが分娩が近づくにつれて分娩準備状態としての頸管の成熟という現象が少しずつ進行し,そして陣痛の発来とともに分娩に移行していく。
しかし,一方では分娩予定日を過ぎても頸管の成熟がみられなかったり,または陣痛が発来しないまま,帝王切開になる症例や,陣痛が発来しても分娩が遷延し頸管難産という診断のもとに,帝王切開が余儀なくされる症例も少なくない。
しかし,一方では分娩予定日を過ぎても頸管の成熟がみられなかったり,または陣痛が発来しないまま,帝王切開になる症例や,陣痛が発来しても分娩が遷延し頸管難産という診断のもとに,帝王切開が余儀なくされる症例も少なくない。
掲載誌情報