icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科35巻3号

1981年03月発行

Modern Therapy 合併症の母体と新生児リスク

心疾患の母体と新生児

著者: 松浦俊平1

所属機関: 1京都大学医学部婦人科学産科学教室

ページ範囲:P.165 - P.168

文献概要

 心疾患を合併した妊産婦は,うっ血性心不全や肺水腫の発生など母体のriskが存在するため,心予備能の評価にもとづいた妊娠継続可否の決定や母体管理が行なわれねばならないが(松浦,1978),妊娠を続行する場合も低出生体重(SFD)児の出生頻度が高いなど,児への影響がしばしばみられるために,Gluck (1970)は母体の心疾患合併をhigh risk neonateの主要因子の一つとしてあげている。よって,主として児のriskやその対応について考えてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら