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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科35巻6号

1981年06月発行

雑誌目次

Modern Therapy 産婦人科とPhysical Care

妊産婦体操

著者: 浅野一雄

ページ範囲:P.393 - P.397

 妊産婦体操は,妊婦体操と産婦体操とにわけられる。妊婦体操は妊娠中に呼吸法や弛緩法とあわせて適当な体操(一種の運動療法)を行ない,安全で楽なお産を期待するものであり,産婦体操は,産褥期の復古をはやめ,積極的に産後の体力回復をはかろうとするものである。
 妊産婦は一般的に産科医師や助産婦の診療,保健指導などに対して従順であるが,反面,受身的な姿勢をとりがちでそれがひいては妊娠,分娩の経過に悪影響を及ぼす場合が多い。そこで,妊産婦がより積極的に妊娠,分娩に参加することにより母性意識の向上をはかり,楽しい妊娠生活,安全な分娩,美しくて健康な産後を期待するのが妊産婦体操の骨子である。

水泳指導

著者: 室岡一 ,   越野立夫 ,   大塚茂

ページ範囲:P.398 - P.400

Ⅰ.妊婦に特有な心理
 妊娠すると非妊時とは異なった心理状態におかれる。すなわちお腹の中の赤ちゃんのこと,お産に対する恐怖などが主たる考えの中心になる。これに加えて家庭環境のこと,医師からの助言,指導内容などが敏感にひびいてくる。一般に本邦婦人は胎児を守ろうとして,妊娠すると今までよりは強く,しっかりした考えになるように思われる。しかし先日欧米を旅行して外国の妊婦の心理状態をきいてみると,妊娠すると気弱になるというのである。この間の相違をどうとったらよいか今まで迷っているが,少なくも本邦婦人では水泳をしてみると,泳げない人でもあまり水を恐がらず,実に1〜2回のうちに泳ぎを覚えてしまった。つまり精神的に胎児を持つだけに,しっかりしなければと考えるのでなかろうか。それだけに胎児の発育,ことにその異常に対しては十分言葉を慎んで話さなければならない。それと同様,お産についての話は往時から難産関係のことは避けるようにいわれているが,誠に大切なことと思われる。妊婦水泳では仲の良い友達同志,およそ7〜5人ぐらいでグループが作られる。そしてその中で最初にお産になった人が安産だと,あと残りのものも安産が大部分となるが,最初の人が帝王切開や2日も3日もかかる遷延分娩であると,あとの人も遷延分娩が大部分となってしまった。これは何でも信じやすい妊婦の心理的弱さと軽視すべきことではなくて,後述するような学問的理由が明らかに存在することに注目したい。そこで私どもは産婦を扱ううえについての指導ポイント,心がまえとして,一言でいえば「丈夫な赤ちゃんを産むためにはどうしたらよいか,そしてお産を楽に済ますにはどうしたらよいか,妊婦さん自体が真剣に考えて欲しい」と自らの体と心に自信が持てるよう,体操と水泳を実施した次第である。

妊産婦呼吸管理とラマーズ法のあり方

著者: 尾島信夫

ページ範囲:P.401 - P.406

Ⅰ.各種心身鍛練法にみられる呼吸方式
 息することはすなわち生きることであり,組織細胞における内呼吸を援助するための血液循環とともに,(外)呼吸は生きるための絶対要件である。本節ではまず呼吸に関するphysical careを一般的な立場から考えてみたい。
 呼吸運動にあずかる肋間筋は胸髄からの肋間神経,横隔膜は頸髄からの横隔神経の分布を受けているが,ともに延髄にある中枢性呼吸中枢からの刺激伝導路である。頸動脈洞と大動脈弓には末梢性の呼吸中枢があり,肺胞壁には迷走神経知覚路末端がある。これらによって血圧・循環・呼吸運動の状態に応じて反射性の呼吸調節が行なわれ,また大脳半球における高位中枢の情動的変化に反応して呼吸に変化を生じる。化学的な調節としては血中のO2は主として末梢性の,CO2は中枢性の呼吸中枢に敏感な作用を及ぼす。かように呼吸は自律神経系の管理下にあるが,他方体性神経的に随意筋を駆使して任意に呼吸運動を左右することも可能である。他種内臓器官がすべて完全な自律神経系の管理下にあるのに比して全く特異であり,呼吸運動を有力な拠点として意志的に自律神経管理下の機能に介入しその不調を調整したり,または体性神経管理下の機能を自律神経系の管理に調和させるというような可能性を与える。したがって自律神経失調症や心身症の治療あるいは各種の健康増進法,精神修養法,心身鍛練法などの手段として固有の呼吸法が利用されている。たとえばSchulzに始まった自律訓練法7,8,5)では自己暗示に用いる6種の公式暗示のうち第4段は「呼吸が静かである」という呼吸の調整を行ないながら弛緩をはかることになっている。自律訓練法の基盤としては全身の弛緩relaxationが働いているが(弛緩法はJacobsonに始まり独立した健康法としても唱導されているが),その際に体性神経性の自己と自律神経性の自己とを平静な呼吸のもとにその調和をはかる点は自律訓練と同趣旨である。ヨーガの医学的研究者であるBrena3)によると体性神経性・自律神経性・内分泌性の3者の自己を一体化して完全な人間となるのがヨーガ修練の目的とのことであり,ラージャ・ヨーガの数段階の修業のうち第4段階のプラナヤーマPrana-yamaは呼吸系統を意志によって自由自在にコントロールする技術とされる。呼吸活動こそ人間の実体をつくる3系統を合体させる手段であり,ヨーガ修業のキーポイントといわれる。実際には横隔膜・肋間筋を総動員して規則正しく呼吸し,息を吐く時間を吸う時間より長めにし呼息のあと若干の休止(少なくとも吸息のと同じくらい)時間をおく。修業を積むと呼吸数は1分間4〜6回にも減じ心拍数も激減する。プラナヤーマは筋肉・自律神経系に深い弛緩をもたらすもので皮膚電気抵抗の増加がみられるという。

産褥期における乳房マッサージ指導—桶谷式乳房治療手技を中心として

著者: 小林美智子

ページ範囲:P.407 - P.411

 人間の子が母乳で育てられることは,もっとも自然な方法である。母乳哺育は健全な母性の形成と,子の心身の健全な発育のために必要である。最近,産褥期早期からの母子関係のあり方が重要視されている。母乳哺育の確立にとっても産褥期は重要な時期である。初乳に始まり断乳に終わる授乳期間を通して十分な量の良質の母乳の分泌がなければ人工栄養に頼らざるをえなくなる。産褥期は分娩後の急速な乳房組織の変化と新生児の吸啜力とが一致しないので哺乳障害をおこしやすい時期である。産褥期における適切な乳房管理と授乳指導がどうしても必要となり,適切な乳房マッサージは乳房管理の実際的な手段の一つである。桶谷式乳房治療手技(以下桶谷式手技と略す)は薬物療法に頼らずに乳汁分泌促進または抑制するのに的確な方法と考えられる。
 以下桶谷式手技について述べてみたい。

赤ちゃん体操とVojta法

著者: 富雅男

ページ範囲:P.413 - P.418

 人間以外の動物は生後間もなく,生命維持のために食物摂取という本能を満たすために,どのような運動様式であれ移動が可能となる。 しかし,人間の場合本来の移動運動である二足歩行が可能となるには,生後約12カ月の月日を要し,ポルトマン(Portmann,A)は"人間の赤ちゃんは,一年早く生まれた未熟児である"と述べている。正常な赤ちゃんは,普通訓練することなしに,寝返り・四つ這いを経て独歩が可能となる。赤ちゃんが寝返りや四つ這いをするのは,おもちゃを取りに行ったり,探索を目的としているのであって,決して寝返りあるいは四つ這いそのものが目的ではない。移動というのはそれがどのような様式であれ,あくまで目的を達成するための手段であって決してその逆ではない。同じことは,赤ちゃんは坐るために坐っているのではなくて,"両手"でおもちゃを持って遊ぶために坐っているのである。赤ちゃんの意識にあるのは"おもちゃを取りに行きたい""おもちゃで遊びたい"という欲望だけであり,寝返り・四つ這い・坐位という動作はあくまで自動的な運動である。したがって正常な乳児の場合,運動発達を促進しようとするならば,赤ちゃん体操という意味で他動的に寝返りをさせたり,坐位を取らせることよりも,これらの運動を赤ちゃんが能動的に行なうように運動に対する動因(motivation)を高めることの方が大切である。しかし,多くの育児書には,赤ちゃんの運動発達を助けるための赤ちゃん体操ということで,いろいろな訓練方法があげられている。定頸・頭のコソトロールの訓練の目的で早期から引き起こしの訓練をしたり,坐位の訓練のために他動的に坐位を取らせたり,またはコンビラックの使用をしたり,あるいは足の突張りや立位の訓練のために歩行器の使用をすすめている。このような赤ちゃん体操というのは不必要で,正常な乳児の運動発達にはむしろ弊害ですらある。Vojta法による機能訓練というのはあくまで"何らかの運動機能障害を持っている赤ちゃん"に対するリハビリテーションのための訓練であることをおことわりしておきたい。Vojta法について述べる前に,育児という面から正常な赤ちゃんの取り扱いについて,日常診療における著者の経験から2〜3の事項について述べてみたい。

産婦人科と温熱療法

著者: 門田徹

ページ範囲:P.419 - P.422

 感染症には化学療法が,腫瘍に対しては手術療法が近代医療の花形として登場し,根治的威力を発揮しているが,反面術後障害や薬害などの発生が社会問題となり,これら根治療法の補助的療法として,あるいはリハビリテーションの手段として,理学療法が再認識されつつあるのが現状である。
 ところで理学療法とは,光線・電気・水・温熱・寒冷・機械的刺激や,自・他動運動・反射運動などの物理的エネルギーを,種々な疾患の治療・機能回復に応用する療法をいい,治療目的から分類すると,温熱効果・運動効果・特殊効果のそれぞれを期待する三つの療法に大別することができる。

産婦人科手術とPhysical care

著者: 杉山四郎

ページ範囲:P.423 - P.428

 産婦人科手術後の患者の回復について,術前に術者が熟考することは当然のことである。その場合,必ず見究めておかねばならないことは,術前の患者の精神的,肉体的評価,適応,そして手術準備である。
 経験的にいえることは,術前に精神的に強い不安を訴える患者,術中の疼痛や術式について繰り返し執拗に質問する患者,肉体的諸条件で著しく劣る評価のつけられるケースについてはことさらのケアーが必要である。

Fetal Monitoring講座 基礎から臨床応用へ

VIII. 胎児心拍数(Physiologic Profiling)

著者: 金岡毅 ,   井槌邦雄

ページ範囲:P.431 - P.435

 胎児心拍数fetal heart rate (FHR)について基礎的な研究が行なわれ始めて20年以上,FHRによるfetal monitoringが実用化されて10年以上経過するが,今日なお多くの問題が未解決のまま残されていて,得られた記録の読み方についても意見が多い。そこで今回はFHRについて,現在までに明らかとなった事柄を簡単にまとめてみたい。

東洋医学

針麻酔と針治療の産婦人科臨床への応用(その2)

著者: 飛松源治

ページ範囲:P.437 - P.446

 前号につづいて,針麻酔および針治療を実地臨床に活用するとき,これだけは知っておきたいという事項を,自験例を中心として述べていきたいと思う。

トピックス

喫煙は精子の形態異常を誘発する

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.446 - P.446

 妊孕をとりまく社会環境の影響は,不妊症をとりあつかう臨床医ばかりでなく,先天異常の発生防止を含めても社会的関心事であるといえる。
 たとえば,農薬製造工場に働く男子労働者には精子減少症や無精子症者がみられると報告されている1)。同様にタバコが精子の形態に何らかの影響を与えていると推定されている。すなわち,Viczianら2)は120人の喫煙者と非喫煙者50人の精子の形態異常率を調べ,前者の28%に比して後者は19%と,喫煙者に異常率が高かった。さらにタバコの一日喫煙量と異常精子率との相関をみると,1日1〜10本と11〜20本との問には著しい差異はないが,1日21〜31本喫煙する者に明らかに精子異常率が高かったと報告している。

羊水中に存在するCatecholamines

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.463 - P.463

 生体内に存在するCatecholaminesの主なものは,dopamine,epineph—rineおよびnorepinephrineである。これらのCatecholaminesは交感神経あるいは副腎髄質系のクロム親和細胞内で血中のtyrosineより生成される。分泌されたCatechol—aminesは心,筋,血管系あるいは脳神経系に局在するαあるいはβ受容体と結合してその生理作用が発現する。またcyclic AMPを介して糖質脂質代謝にも関与している。
 妊娠中におけるCatecholamines様物質の存在は,1960年Hunter &Howard1)が羊水中に昇圧作用を有する物質の存在を示唆しhytero—toninと呼んだのが最初の報告である。以後1970年Zuspan & Abbott2)がヒト羊水中のepinephrineとnore—pinephrineの存在を生化学的に立証した。Woodmanら3)は,羊水中のnorepinephrine濃度がepinephrine濃度より3倍以上高いことを認めた。Saarikoski4)は,母体のCate-cholaminesは,胎盤内の代謝が活発で不活性化されるため胎児側への通過性はないと述べている。さらに臍帯動脈血中のCatecholamines濃度は臍帯静脈血中に比べ高値である5)。従って羊水中に存在するCa-techolaminesは胎児内で生成されていることが示唆される。

症例

前置血管破裂の1例

著者: 中村幸夫 ,   竹内泉 ,   白取秀世

ページ範囲:P.447 - P.449

 前置血管(Vasa previa)は非常にまれで,しかも胎児の予後が不良な産科合併症であり,臍帯卵膜付着の一種で,卵膜付着に際して臍帯や胎盤組織によって支持されない臍帯血管が,内子宮口を覆う卵膜上を横切って走行する状態と定義されている。臍帯卵膜付着についての最初の記載は1773年のWrisbergであり,1801年にLobsteinが卵膜付着と胎児死亡をもたらす出血との関連にはじめて注目してから,1952年までに100例たらずの前置血管の症例が報告されているにすぎない1)。また,Vago,et al.2)は19、330例の分娩中7例,Paulino3)は約50,000例の分娩中6例の前置血管に遭遇したとしている。
 最近,私たちは,分娩直前に大量の性器出血を主訴として来院した40週の妊婦が,すでに胎児死亡をきたしており,分娩後の検索により前置血管の破裂を確認できた症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。

未分化型Arrhenoblastomaの1例

著者: 塚崎克己 ,   野沢志朗 ,   宇田川康博 ,   永井荘一郎 ,   太田博明 ,   栗原操寿

ページ範囲:P.450 - P.455

 Arrhenoblastomaは腫瘍の産生する男性ホルモンのために成熟婦人に奇異な男性化徴候をもたらすきわめてまれな卵巣腫瘍である。1905年Pickにより初めて報告され,1930年Andreioblastomaの名称でMeyer R.1)がこの一群の腫瘍に関する総括を行なって以来,数多くの報告があるにもかかわらず,その名称ならびに本態に関しては,今はまだ一致した見解はなく議論の分かれるところである。今回われわれは,著しい男性化徴候を認めた未分化型Arrhenoblastomaの1症例を経験したので,臨床経過,組織所見に文献的考察も加えて報告してみたい。さらに同腫瘍の培養を行ない,いささかの知見を得たので,あわせて報告する。

臍転移をきたした末期卵巣癌の1例

著者: 西川義雄 ,   松本清 ,   佐藤優 ,   下里直行 ,   土田容子 ,   稲垣明

ページ範囲:P.457 - P.461

 臍の悪性腫瘍は比較的少ないものである。原発性癌ではCullen (1916)1)あるいはHead (1926)2)の報告以降でも100例に満たないし,転移性癌にしても消化器系癌からの場合が多く,約300例ほど報告されているにすぎない。婦人科系からの場合はさらに少なく,とくに本邦では河野・徳川(1978)3),大和ら(1979)4)の報告をみるのみのようである。
 われわれは,卵巣癌Ⅲ期の患者の治療中に臍転移をきたした症例を経験したので,その臨床経過とともに文献的考察を加えて報告する。

臨床メモ

切迫流産の予後判定とβ—Glycoprotein

著者: 佐藤直樹

ページ範囲:P.462 - P.462

 新しいpregnancy-Specificホルモンであるβ—Glycoprotein (SP1)は,排卵後7日〜22日目にすでに母体血中に測定可能であることは,すでにJ.G.Grudzinskasらによって報告されている。SP1はtrophobla—stsで産生され,Half-lifeは約30〜40時間であるといわれている。その特徴は,他のprotein hormone,LH,FSH,PRL,HCG,GHなどとは交叉反応を示さないことである。
 RIA法で測定すると,Sensitivityは約8μg/lであり,妊娠初期に排卵後7日目からすでに50μg/l前後血中に存在し,以後漸次上昇し,36週頃から母体血中濃度はplateauに達する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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