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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科35巻7号

1981年07月発行

文献概要

Fetal Monitoring講座 基礎から臨床応用へ

Ⅸ.胎児の呼吸様運動(Fetal breathing movement)

著者: 飯塚理八1 諸橋侃1 根本謙1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.521 - P.524

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 子宮内胎児は,ガス交換を胎盤に依存し,肺胞は拡張されていない。しかし,胎児胸壁と横隔膜は呼吸に類似した様式の運動をしている。
 1888年Ahlfeld1)がこの胎児呼吸様運動(fetal breathing movement,以下FBMと略す)を最初に報告して以来,FBMの存在について討論が続いたが,Real time B-scan超音波装置が普及した現在では,現実のものとして広く認められている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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