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文献概要
症例
術後組織によって診断された莢膜細胞腫の1例
著者: 高橋健太郎1 松井克明2 村尾文規3 松永功3 北尾学3
所属機関: 1鳥取大学医学部第2生理学教室 2鳥取大学医学部第1病理学教室 3島根医科大学産科婦人科学教室
ページ範囲:P.531 - P.534
文献購入ページに移動ちなみに卵巣腫瘍において充実性腫瘍と嚢胞性腫瘍との頻度は,表1のように日産婦卵巣腫瘍登録委員会(1961〜1975年度)によると約1:5であり,充実性腫瘍のうちでも約85%は中間群および悪性群であり,約15%が良性群である。このような充実性腫瘍の頻度で,かつ良性腫瘍であるものは比較的まれである。
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