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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科35巻8号

1981年08月発行

指標

産婦人科と生殖免疫学

著者: 竹内正七1

所属機関: 1新潟大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.549 - P.555

文献概要

 本学会〔第33回日産婦学術講演会(於新潟)〕の会長講演にこのテーマを選んだのは1)生殖免疫学は今やbreak-throughの時を迎えようとしていること,2)生殖免疫学は妊娠の生理・病理を考える上に無視できなくなってきていること,3)このbreak-throughにわれわれ新潟グループの研究が少しく貢献できる可能性にあると思われること,4)生殖免疫学は希望に満ちた研究領域であり,これからの研究者が,本当の意味で収穫のときを迎える可能性が強いと思われること,などであり,もう一つの理由として5)生殖免疫学は免疫学の進歩にささえられてこれまで発展してきたが,今度は生殖免疫学から免疫学に対して貢献できる可能性を持つようになってきたということなどが大きな理由としてあげられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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