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文献概要
Modern Therapy ウイルス感染症治療に必要な基礎知識
ウイルス感染症治療の原則
著者: 加地正郎1
所属機関: 1久留米大学医学部第一内科
ページ範囲:P.557 - P.559
文献購入ページに移動 化学療法のめざましい進歩によって,細菌感染症が制圧されてきているのと対照的に,ウイルス感染症は臨床的にますますその重要性を増しつつある。
従来から問題となっているウイルス肝炎,インフルエンザ,風疹などは依然として発生し,さらにはラッサ熱,マールブルグ病あるいは急性出血性結膜炎など,それまでに知られていなかった新しいウイルス感染症も出現している。また,悪性腫瘍その他の基礎疾患,免疫抑制剤,ステロイドホルモンなどの投与をきっかけに発症してくるヘルペスウイルス,サイトメガロウイルス感染症なども最近特に注目され始めている。
従来から問題となっているウイルス肝炎,インフルエンザ,風疹などは依然として発生し,さらにはラッサ熱,マールブルグ病あるいは急性出血性結膜炎など,それまでに知られていなかった新しいウイルス感染症も出現している。また,悪性腫瘍その他の基礎疾患,免疫抑制剤,ステロイドホルモンなどの投与をきっかけに発症してくるヘルペスウイルス,サイトメガロウイルス感染症なども最近特に注目され始めている。
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