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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科35巻8号

1981年08月発行

Modern Therapy ウイルス感染症治療に必要な基礎知識

ウイルス感染症治療の原則

著者: 加地正郎1

所属機関: 1久留米大学医学部第一内科

ページ範囲:P.557 - P.559

文献概要

 化学療法のめざましい進歩によって,細菌感染症が制圧されてきているのと対照的に,ウイルス感染症は臨床的にますますその重要性を増しつつある。
 従来から問題となっているウイルス肝炎,インフルエンザ,風疹などは依然として発生し,さらにはラッサ熱,マールブルグ病あるいは急性出血性結膜炎など,それまでに知られていなかった新しいウイルス感染症も出現している。また,悪性腫瘍その他の基礎疾患,免疫抑制剤,ステロイドホルモンなどの投与をきっかけに発症してくるヘルペスウイルス,サイトメガロウイルス感染症なども最近特に注目され始めている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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