文献詳細
原著
乳漏症からみた卵巣機能不全の診断—下垂体腫瘍例を中心に
著者: 土田勲1 丸山晋司1 内山三枝子1 野口正1 鴨井久司2 渡辺正雄3 佐藤宏4
所属機関: 1長岡赤十字病院産婦人科 2長岡赤十字病院内科 3長岡赤十字病院脳外科 4新潟大学脳研究所脳神経外科学教室
ページ範囲:P.593 - P.598
文献概要
1971年Prolactinが分離精製され8,9),1972年にそのRIA測定方法が確立された10)。また視床下部からのLHRH,TRH11,12)などの各種releasing hormoneおよびneurotransmitterが発見され,それらの神経内分泌の生理的機構の解明が発展しつつある。また各種薬剤およびhormoneの薬理作用が応用されて13,14)各種内分泌疾患15,16)の病態分析に使用され,臨床病態の診断や治療に役立っている。
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