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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科35巻9号

1981年09月発行

Modern Therapy 産科におけるダイナミックテスト

産科におけるダイナミックテスト

著者: 武田佳彦1

所属機関: 1高知医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.629 - P.632

文献概要

 ダイナミックテストは元来疾患あるいは機能の動的判定を行なうことを目標としたテスト形式であり,排卵現象に対する内分泌機能検査などで良く知られており,その特徴は断面的な計測値の評価ではなく,変化分に対する評価であるため予備力を含めた動的機能や異常による偏位をベクトルとしてとらえることができることで,病態を診断するに適している。広い意味では機能の発現や変化を時系列的にあるいは階層的に一定の広がりをもって判定するテストはすべてダイナミックテストに包含することができる。
 このような意味で産科診療上のダイナミックテストを母体管理,胎児管理に分けてその概略を解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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