文献詳細
文献概要
トピックス
早産未熟児の頭部超音波所見と児の予後
著者: 広井正彦1
所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科
ページ範囲:P.632 - P.632
文献購入ページに移動 早産未熟児の場合,脳内出血や脳内血管の梗塞などによる脳萎縮により,死亡する頻度が高いことが,剖検例やCT-scanなどにより明らかにされてきている。このような症例には多くの場合,長期間神経系の発育障害をきたした後に死亡することが知られている1,2)。
一方,real-timeの超音波は産婦人科領域で広く応用されてきているが,Thorburnら3)はこれを用いて早産未熟児の脳内の状態を把握し,神経学的検査とかねあわせて新生児の予後を判定している。
一方,real-timeの超音波は産婦人科領域で広く応用されてきているが,Thorburnら3)はこれを用いて早産未熟児の脳内の状態を把握し,神経学的検査とかねあわせて新生児の予後を判定している。
掲載誌情報