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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻1号

1982年01月発行

症例

子宮内外同時妊娠の1例

著者: 橋村尚彦1 鈴木純一1 遠藤章夫1 高崎敏博1 中村陽行2 石束嘉男1

所属機関: 1厚生中央病院産婦人科 2日本大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.55 - P.57

文献概要

 子宮内外同時妊娠の報告は1708年のDuvernyの報告が最初である。本邦では昭和5年桜林1)の第1報から昭和52年までに68例2)の報告がなされている。
 われわれが今回経験した症例は,臨床経過からは外妊の中絶と考えられたが,子宮内容除去時に絨毛様組織を認めたため"妊娠に合併した腹腔内出血"として開腹した結果,内外同時妊娠と診断し得た症例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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