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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻1号

1982年01月発行

臨床メモ

胎動数測定は胎児の管理に役立つか

著者: 貝原学1

所属機関: 1東京大学医学部付属分院産婦人科

ページ範囲:P.66 - P.67

文献概要

 胎動については,古い時代からすでに関心がもたれており,ヒポクラテスは,受精後70〜90日目に胎動が開始され,男児のほうが女児より胎動が活発であると述べている。しかし,胎児の管理上,胎動の重要性が注目されるようになったのは最近のことで特にイギリスでは胎動数の測定が胎児管理に役立つという報告が多くみられる。
 しかし,最近,Britisch Medical Journalに,このような胎動数測定による胎児の管理法は,臨床上有用性がないという論評がその編集者によって発表され1),多くの論議をよんでいる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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