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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻11号

1982年11月発行

雑誌目次

指標

子宮内膜の新しい評価法—超音波断層法による観察

著者: 坂元力 ,   中野仁雄

ページ範囲:P.791 - P.794

 超音波診断は,もともと生体組織を音響学的な性質の相違にもとづいて,分離,識別することに基盤を有しているが,最近の超音波診断装置の性能の向上にともなって,より詳細な生体軟部組織の観察が可能になってきた。ことに,gray-scale表示の装置の出現は,このことに対する貢献度が大である1)
 本稿においては,超音波診断の実際面についての解説が求められているわけであるが,近年,関係の著書はすでに数多く出版されていることもあって,むしろ臨床に役立つ最近の知見を中心に述べてみたいと思う。

臨床医のプライマリ・ケア 母と子のプライマリ・ケア--母子相関をめぐって

子の母への絆と,その起源—周産期行動学的理解に立って

著者: 山内逸郎

ページ範囲:P.805 - P.809

 母と子の間の愛着の絆,すなわちattachment,その形成は,出生に始まると理解されている。この理解は"how to make human beings human"という重大問題に関連して,産科・小児科の領域で,広い関心を集めており,その結果,新生児と母そしてその家族に対する対応が,次第に軌道修正されるようになった。こうして,母と新生児とが,分娩直後から出来るだけ長時間,密着していられるように配慮することが,相互のattachmentの為に必須であるという考えは,日常の産科臨床の中に漸く定着しようとしている。
 ではこのattachmentが,分娩直後なぜかくも短い時間内に成立するのかその機構には未だ多くの疑問点が残されているが,少なくとも母から子へと,子から母への双方から,同時的に起こる相互作用によるらしい。そして両者とも感覚が最大限に目覚めた状態に於て,互を識ろうとするのである。しかも視覚,聴覚,触覚,温覚,運動覚,それに加えて内臓覚,これらの総てを駆使して,相互のattachmentが急速に築かれて行くらしい。だからこの相互結合の発達の起源,すなわちattachmentの原点は,分娩・出生にあると一般に考えられている。

新生児初期のbehavior—学習

著者: 石井威望

ページ範囲:P.811 - P.814

 個体間で伝達される情報には,遺伝情報と遺伝外情報とがある。前者は分子生物学的に継承され,受精時にハードウェアとして,その内容が固定される。一方,後者は大脳における記憶として,社会的に伝承される。また遺伝外情報は次の2つに大別される。1つは歩行,水泳というような生活に直接必要な基本的な動作の学習記憶である。もう1つは,書物,コンピュータなど知的に高度な外部記憶である。オックスフォード大学のドーキンスは,文化はミーム(meme,文化伝承の単位,あるいは模倣の単位)によって脳の中を人から人に伝えられる,という説をなしている1)。つまり,遺伝外情報は複数の脳の存在を前提として,脳と脳の間に構成されたコミュニケーション・チャンネルを通して伝達される。このコミュニケーション・チャンネルの形成の始まりが母子間のコミュニケーションである。
 情報システムとして考えれば,新生児は母親から継承された遺伝情報を母子共通のデータベースとして所有している。一方,母親は遺伝情報の他に多くの遺伝外情報をも所有している。つまり,新生児は遺伝情報を主体とし,母親は遺伝情報に加えて遺伝外情報をもち,いわば非対称な情報伝達を形成している。母子間のコミュニケーションにおいては,両者は共通のデータベースを所有している訳であるから,新生児と第3者との間のコミュニケーションに比べてより円滑に情報伝達が行われると考えられる。

新生児初期のbehavior—学習

著者: 高橋悦二郎

ページ範囲:P.815 - P.818

 従来新生児のプライマリ・ケアとしては,主として医学的な面からみたcareが行われて来た。正常か異常か,異常の早期発見やその処置等,いろいろの医学的検査や綿密な観察取り扱いが行われて来た。
 しかし最近母子相互作用の研究もすすみ,母と子のきずなに関する問題が大きく取りあげられ,子どもを全人格としてみる時には,新生児のcareにあたって医学的身体的の面のみならず,心理的の面,行動発達の面等への配慮も大切と云われて来た。

母親の行動—正常児出産と異常児出産の場合

著者: 竹内徹

ページ範囲:P.819 - P.823

 最近の周産期医学の進歩によって,人間のお産をめぐる様相は,いちじるしい変貌を遂げてきた。すなわち医学の進歩は,出産というbiologicalな出来事に関するあらゆるリスク因子を予知し,またそれを科学的に軽減させることができるようになった。さらに一方,お産に伴なう情緒的側面に対しては,心理学的な注意と配慮がはらわれるようになってきた。残念なことであるが,病院分娩か家庭分娩かという問題が,歴史的・社会的背景を考慮されずに,短絡的に議論の対象となっているのも現状である。われわれが,忘れてならないことは,現在,医学の進歩を十分利用できるようなシステムのなかで,同時に妊娠および出産をいかに人間的かつ生理的なものとして取り扱うべきかを問われている時期であるということである。本稿では,出産をめぐる母親の行動を,医学的のみならず,比較行動学的ないしhuman bio—logyの立場から問いかけられている問題を,簡単にreviewするとともに,現在実行可能な実際的な臨床上の改善策を提案するものである。

胎児期の母子相関

胎動にはじまる母児相互関係—超音波による胎動の解析

著者: 坂元正一 ,   上妻志郎 ,   水野正彦

ページ範囲:P.795 - P.799

 出生直後の母子関係—the mother-newborn rela—tionship—が小児期及びそれ以降の人格形成に重要な役割を果たすことが注目されている。互いに働きかけ,相手からの反応を受け取ることにより,母親は母性を発達させ,新生児は自己を形成していく。このような母子相互作用は出生後に始まるものなのだろうか。
 母親は妊娠することにより,体調に変化が現われることに気付くが,胎動を感ずることにより始めて自己の内に新らたな生命が存在することを認識する。胎動は胎児の母親に対する働きかけであると考えられ,胎児は胎動により自己の存在を母親に告げ,母親はそれにより胎児に対する愛情を育む。胎動はそのような意味で,胎児期における母子関係の媒体として重要な役割を果していると言える。

音の環境をめぐる親子の関係づけ

著者: 室岡一

ページ範囲:P.800 - P.804

Ⅰ.子宮内の音環境
 子宮内の音環境がどのような状態であるのか調査するために,筆者は過期妊娠に入ってブジーで陣痛をつける妊婦について,小型マイク(直径5mm,長さ13mm)をブジーの先端につけて子宮内音を録音した。その結果は母体脈拍に一致した著しく低い周波数の振動であって,音というよりむしろ「ゆれ」と考えた方がよい。つまり胎児は常時拍動性のゆれの環境下におかれており,これのみの夜間では予想外に静かなのである。しかしひる間,母体が何か話をしているときは,その伝播音はよく子宮内に入ってくるし,また母体腹壁外での音も,それが90フォン以上になってくると子宮内によく伝わってくる。ただし腹壁の脂肪層,皮膚,子宮筋層などを通ってくるから,高音は著しく減衰して子宮内に入ってくる。その結果子宮内での音環境は表1に示すように母体血流音が30〜100μbarと一番強く,次いで腸雑音20〜μbar,母の話し声10〜20μbar,胎児心音6μbar前後で,このほかに母体近くで発生した音が伝播してくる。この測定方法は図1に示すように母体外で発生した音の近くにマイクをおいてその音をch3で録音した。なおこの母体外音が母体腹壁,子宮壁を通して子宮腔内に伝達されると,ブジーの先につけたマイクで集音され,ch2で録音される。こうしてch2とch3の2つの録音を比較して母体腹壁,子宮壁の音の減衰効果を求めると図2のようになって,高音とくに2,000ヘルツ以上は著しく減衰されてしまう。このことは胎児の聴器が発育してゆく途上において強い高音による障害を防止することとなり,都合よくできている。しかしこの高音も非常に大きな強い音量になるとやはり子宮内へは伝達されるから危険なことであり,この意味からも妊婦は鋭く強い高音は避けるようにしなければならない。図2において300ヘルツ以下が点線になっているのは,この部分が既に血流音の聞えている部分なので,母体外音はこれと重なり,分析することができない。ただ+5dBまで示されているので母体腹壁はよく通過するものと思われる。

対談 プライマリ・ケアの実践とその問題点・4

学会の利用法と異常分娩の新しい予測法

著者: 佐藤直樹 ,   竹内正七

ページ範囲:P.824 - P.833

 竹内 きょうは「プライマリ・ケアの実践と問題点」ということで佐藤先生をお迎えしていろいろお話合いをしたいと思います。
 佐藤先生は昭和36年に東京大学を卒業されまして4年間,NIHの関連病院で実地修練をされ,それからまた基礎的な研究もされて帰国されたのち,帝京大学の助教授として長年お勤めになって,3年前に開業されて今日にいたっているわけなんですけれども,そういう立場からみてプライマリ・ケアの問題,産婦人科医とプライマリ・ケアの問題ということについてどういうふうに考えていったらいいのか。むずかしい問題で,いままでも何回か座談会をやってきているんですけれども,先生のような立場からみて,プライマリ・ケアをどういうふうに捉えておられるのかというところからお伺いしたいと思います。

臨床メモ

LRFによる新しい避妊法の検討

著者: 佐藤直樹

ページ範囲:P.804 - P.804

 LRFは排卵誘発剤あるいは視床下部—下垂体系の検査法の1つとして広く臨床的に応用されているが,投与量によっては逆に,避妊効果があることが示唆されている。LRFの卵巣機能抑制作用に関してはすでに多くの報告がみられる。その作用機序は,LRF投与によって過剰に分泌されたLHは卵巣レベルでLH receptorを減少させ卵巣のLH結合力を阻害する。また直接卵巣に作用しFSH刺激によるステロイド生合成を阻害するなど報告されている。LRFのこれらの卵巣機能抑制作用は,down regulationあるいはparadoxical antifertility effectと呼んでいる。
 最近Sheehan K.L.らはLRFの黄体機能抑制作用を中心に,その避妊効果を検討している。すなわち,月経中にLRFを投与した場合,FSH分泌を抑制し,その結果folli-culogenesisの障害を来し,黄体機能不全を来たすことを詳細に分析している。年齢22〜39歳までの健康婦人で月経周期28日型の5名を対象とした。持続効果の強いLRFである〔D-Trp,Pro NEt〕-LRF 50μgを月経周期第1日目から3日間皮下に連続投与し,全周期にわたって血中LH,FSH,E2及びprogesteroneを測定した。LRF投与直後の2日間は,血中FSH,LH及びE2値は一過性に上昇するが,その後は卵胞期間中に血中LH値は,対象群に比べて有意な変動を示さなかったが,血中FSH及びE2値は有意な低値を示した(P<0.01)。その結果,LH surgeは対象群に比べて約9日遅延し,それだけ卵胞期が延長した。すなわち,投与群の卵胞期は平均23.2±1.2日で,これに対し対象群では平均14.2±0.2日であった。また,LH peak時における血中LH,FSH及びE2値は,いずれもLRF投与群では低値を示した。

トピックス

靴の大きさと分娩—足の小さいものはCPDが多い

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.810 - P.810

 最近の産科診断学の進歩には目ざましいものがある。中でも超音波断層法の産科領域の応用には,従来診断出来ないような妊娠初期の診断,胎児の先天奇形,胎児性別,胎児の体重など数多くの期待がよせられて来ている。このように胎児へのアプローチはその他生化学的手段を用いても行われて来ているが,とくに最近の末婚の婦人の栄養不足と,結婚または妊娠による過食と相まって,母体の骨盤に比して児の大きい割合が増加して来ている。このいわゆる児頭骨盤不均衡に対して骨盤X線計測はポピュラーな検査法であるものの,X線の児に対する障害が問題となり,X線による骨盤計測に代りうるものが求められて来ている1,2)
 この点につき,Kennedyら3)は,76例の分娩例につき,年齢,経産回数,身長,体重と共に足の大きさについての靴のサイズ(śhoe size)も分娩前に調査した。この患者を3群にわけ,身長5フィート以下,5〜5フィート2インチ,5フィート2インチ以上とした。この3群を各々śhoe sizeを5 1/2以下,およびそれ以上の2群にわけ,各群における経腟分娩およびCPDによる帝切,その他による帝切などの分娩様式を調べた。とくに身長による3つの分類の各々につき年齢は平均21〜23歳,経産回数1.5〜1.8回,新生児の生下時体重7ポンド,分娩時の母体体重は141〜163ポンドと身長の低いものが母体体重が少なく高いものが重い以外はとくに身長による各群間の差異はみられなかった。 全76例中57例(75%)は経膣分娩,12例(16%)はCPDによる帝切,7例(9%)は,その他の理由による帝切で分娩した。 身長5フィート以下の最も低い群は8例あり,そのうち5例が≦hoesizeが5 1/2以下であったが,3例(60%)がCPDで帝切を行った。この群でξhoe size 5 1/2以上の例が3例あり,CPD帝切は1例(33%)と9hoe sizeによるCPDの確率はShoe sizeが少いものに推計学的に有意に帝切率が高かった。

臨床遺伝学講座

Ⅵ.出生前診断

著者: 又吉國雄 ,   相馬広明

ページ範囲:P.835 - P.839

 子宮内胎児異常の早期発見を目的とした「出生前診断(胎内診断) prenatal dignosis」は,その方法により,1) X-ray,超音波,熱線(thermogra—phy),電位変化(胎児ECG,EEGなど),羊水鏡,胎児心音モニター等を用いて胎児をin situで検査する方法。2)羊水を採取し,細胞学的に,また生化学的に調べて胎児の異常を発見する羊水検査法(diagnostic amniocentesis)。3)母体の血液,尿の酵素,ホルモンを生化学的に検査する方法。4)胎盤生検などの特殊検査等に分けられる1)が,中でも羊水検査法は,羊水の染色体分析生化学的分析技術の進歩に伴い,今日の臨床遺伝学の大きな分野を占めている。
 今回は羊水検査による出生前診断について述べるが,先ずその目的を明確にしたい。

教室だより

悪性腫瘍に対する黄体ホルモン療法の可能性と限界

著者: 西田正人 ,   岩崎寛和

ページ範囲:P.840 - P.841

 子宮体癌に有効とされる黄体ホルモン療法は,近年一部の卵巣癌,胃癌組織中にもエストロゲンレセプターが存在することが明らかにされるに及んで,再び脚光を浴びてきた感がある。しかし,黄体ホルモン療法は未解決の興味ある問題を多数含んでおり,その将来を見透すことは,単に現在行なわれている臨床の成績からだけでは導かれない。そこで今回はその問題点を指摘しながら,現在我々の行なっている研究の概要を紹介したいと思う。

原著

外陰癌根治手術後離開した創部へのhoney therapyの試み

著者: 松田稔 ,   三串敏之 ,   内藤信徳 ,   依田逸男

ページ範囲:P.843 - P.846

 外陰癌根治手術の際は,外陰の皮膚を広範囲に切除すると同時に,両側の所属リンパ節の廓清を行う必要がある1)が,この場合緊張した皮膚縫合となる為primaryに創傷治癒することは稀であり,大部分は縫合部皮膚が破壊し,離開を起こすものである。その結果創部は感染を併発し,治癒は遅延するか,または皮膚欠損の状態となり,Skin glaft2〜4),sartrius muscle transplant5,6),pull—down operation6,7),Amnion grafting8)等,種々の方法が必要となってくる。
 今回我々はこの破壊し離開した手術創に,honeyを塗布するhoney therapyを行うことにより,上記のような合併症は全く起こらず,創部の治癒に優れた結果を得ているので,ここにこの新しい試みを紹介する。

子宮癌治療後の下肢浮腫例に対する骨盤静脈造影の意義

著者: 荻野雅弘 ,   荒井清 ,   冲永荘一 ,   植田国昭 ,   小出保爾 ,   高野敦 ,   村上章 ,   園田稔 ,   林雅敏 ,   松田忠義 ,   竹川鉦一 ,   鈴木謙三 ,   高橋元一郎

ページ範囲:P.849 - P.852

 今日,婦人科領域における骨盤,血管造影法(Pelvic Angiography)は破奇,絨腫,卵巣腫瘍などの診断の目的で行なわれる動脈造影法1,2)(Pelvic Arteviography)が大部分を占めており,静脈造影の意義は薄れてしまい臨床的価値が十分に評価されていないと思われる。後腹膜リンパ節転移を起こすことの多い子宮頸癌,子宮体癌などの診断の際に従来内診が主として行なわれたが内診範囲に限界があるため進行度や再発の有無の判定のため補助診断法の開発に努力がそそがれてきた。脈管造影法やリンパ管造影法,さらに最近のCTなどがそれである。骨盤静脈造影法(Pelvic Venography以下PVGと略)は,血栓症などの血管内病変や後腹膜腫瘍,リンパ節腫大などの病変を知る間接的な診断法の一つであり,Lymphography,CTと共に不可欠な診断法と考えられる。
 著者らは,子宮癌治療後のfollow up中に下肢の腫脹や疼痛を来たした症例に対しPVGを施行し2,3の興味深い知見を得たので報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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75巻4号(2021年4月発行)

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69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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