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超音波診断は,もともと生体組織を音響学的な性質の相違にもとづいて,分離,識別することに基盤を有しているが,最近の超音波診断装置の性能の向上にともなって,より詳細な生体軟部組織の観察が可能になってきた。ことに,gray-scale表示の装置の出現は,このことに対する貢献度が大である1)。
本稿においては,超音波診断の実際面についての解説が求められているわけであるが,近年,関係の著書はすでに数多く出版されていることもあって,むしろ臨床に役立つ最近の知見を中心に述べてみたいと思う。
本稿においては,超音波診断の実際面についての解説が求められているわけであるが,近年,関係の著書はすでに数多く出版されていることもあって,むしろ臨床に役立つ最近の知見を中心に述べてみたいと思う。
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