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教室だより
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子宮体癌に有効とされる黄体ホルモン療法は,近年一部の卵巣癌,胃癌組織中にもエストロゲンレセプターが存在することが明らかにされるに及んで,再び脚光を浴びてきた感がある。しかし,黄体ホルモン療法は未解決の興味ある問題を多数含んでおり,その将来を見透すことは,単に現在行なわれている臨床の成績からだけでは導かれない。そこで今回はその問題点を指摘しながら,現在我々の行なっている研究の概要を紹介したいと思う。
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