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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻11号

1982年11月発行

教室だより

悪性腫瘍に対する黄体ホルモン療法の可能性と限界

著者: 西田正人1 岩崎寛和1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系産婦人科

ページ範囲:P.840 - P.841

文献概要

 子宮体癌に有効とされる黄体ホルモン療法は,近年一部の卵巣癌,胃癌組織中にもエストロゲンレセプターが存在することが明らかにされるに及んで,再び脚光を浴びてきた感がある。しかし,黄体ホルモン療法は未解決の興味ある問題を多数含んでおり,その将来を見透すことは,単に現在行なわれている臨床の成績からだけでは導かれない。そこで今回はその問題点を指摘しながら,現在我々の行なっている研究の概要を紹介したいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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