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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻2号

1982年02月発行

文献概要

臨床メモ

Gonadocrinin:卵巣性LRF様物質

著者: 佐藤直樹1

所属機関: 1峯クリニック

ページ範囲:P.92 - P.92

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 排卵周期は性中枢の視床下部—下垂体系を中心に,卵巣ステロイドホルモン,特にEstradiolのfeedbackで調節されていることは,古くから知られている事実であるが,近年卵胞液中に産生されている各種peptidesも,性中枢にfeed backして排卵調節に関与していることが報告されている。
 これらの中で,卵細胞成熟阻止因子(OMI),LH receptor結合阻止因子(LH-RBI),黄体化阻止因子(LI),あるいはFSH分泌抑制因子(Inhibin)などが知られている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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