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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻2号

1982年02月発行

原著

硬膜外腔モルフィン注入法の下腹部手術への応用

著者: 笠間晁彦1 古谷元子1 松原茂樹1 西野仁樹1 久野木順一1 茅稽二2

所属機関: 1東京都立駒込病院,麻酔科 2順天堂大学医学部麻酔外学教室

ページ範囲:P.111 - P.116

文献概要

 癌性疼痛や術後疼痛の鎮痛を目的として硬膜外腔へのmorphine (以後M)注入法が広く応用されている1〜3)。この方法は,作用時間が長く血圧の低下も少ないことから局所麻酔薬よりも安全性が高いといわれている3)。今回この硬膜外M注入による鎮痛作用を利用して,下腹部手術の麻酔を行ない,老人や心循環系に予備能力の少ない症例への応用について,若干の検討を加えたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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