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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻3号

1982年03月発行

雑誌目次

臨床医のプライマリ・ケア 女性のバイオロジー

生殖腺の分化における性差

著者: 木川源則

ページ範囲:P.151 - P.154

 男性と女性の間には,身体の形態や機能においていろいろな程度の差が認められ,一般に性差と呼ばれている。性差が生じた最大の理由は高等な動物では性による生殖(すなわち,それぞれの配偶子の合体を通して遺伝子の組換えを行なう生殖方式)が選択され,これにより種の遺伝的変異性を増し,進化に適応しようとしたからと考えられる。それゆえ,性差は生殖器官において著明に表現されており,胚発生の過程において発現される。
 ここでは生殖腺の分化にみられる性差について述べてみたい。

脳と生殖内分泌との相関

著者: 加藤順三

ページ範囲:P.155 - P.160

 脳(下垂体前葉を含めた広義の)と生殖内分泌との関わりには,次の二つの大きい流れがみられることは衆知の事実で,その第1は脳による末梢内分泌腺機能の調節であり,第2は末梢性腺から分泌されたホルモンによる脳へのフィードバック調節である。この下向性並びに上行性調節が,視床下部—下垂体—卵巣系からなる一つの閉鎖環のなかで,相互に作用して自動調節機構servo—mechanismとして働き,性機能の性周期が維持される(Harris1),小林隆2),五十嵐3),小林拓4))。
 脳の性機能調節に関するconceptは,視床下部で産生・放出されるLH/FSH放出因子(LH-RH)の同定によって,決定的になった。図1は1970年前半ぐらいまでの性機能の中枢調節の基本構図を示したものである。

生殖のリズムとホルモン

著者: 楠田雅彦

ページ範囲:P.161 - P.166

 ヒトの生命現象には,バイオリズムによる調節が大きく関与し,それには下垂体・副腎皮質系のホルモン分泌のリズムによるところが大きいことは広く知られている。生殖のリズムとホルモンに関しても多くの知見がラットによって得られており,ヒトに関してはいまだ乏しいといわざるを得ない。最近では,赤毛ザルやヒヒなどの生殖生理がヒトにきわめて近いところから貴重な実験対象とされ種々の興味ある知見がもたらされつつある。
 また生殖機能の周期性は,男性においても完全に否定はできないが女性については月経周期というはっきりした現象として示されるので,この方面の研究も大多数は女性についてなされている。女性性機能とその周期性は間脳視床下部・下垂体前葉系と卵巣との間の下向性刺激調節と上向性の刺激的および抑制的調節negative and positive feedback controlによって成立しており,ほかに脳の他領域や甲状腺,副腎皮質などのほかの内分泌腺の影響もうけている。

加齢とホルモン

著者: 桑原惣隆 ,   友田明

ページ範囲:P.167 - P.178

 女性においては新生児期,乳幼児期,小児期,思春期,成熟期,更年期および老年期と加齢に伴う身体的,生理的変化が特異的でかつ顕著である。したがって,各時期におけるホルモンの動態も特徴的な変動を示しながら内分泌環境を形成していることが認められている。

成長の異常

著者: 立花克彦 ,   諏訪珹三

ページ範囲:P.181 - P.188

 成長とは生物体がその大きさを増すことを意味する。すなわち,成長の異常という場合,成長が妨げられ身長が異常に低い状態(小人症),および異常に高すぎる成長過剰(巨人症)をさす。身長の異常は,体重の異常を伴うのがふつうで,骨や性の成熟の異常を伴うことも多い。これらのバランスが保たれていれば,身長の異常のみが臨床的に問題となる。体重の異常も成長の異常ではあるが,単なる肥満・やせはふつう成長の異常とはいわない。
 本稿では主として女性に焦点をあて,小児科医の立場から,主訴としての頻度が高く,臨床的にも重要な低身長をきたす疾患について述べたい。

性の分化と成熟への過程にみる異常

著者: 水野正彦

ページ範囲:P.189 - P.194

 性形態が,男性と女性とでは著しく異なることは,いうまでもない。すなわち,男性の特徴は,精巣,精巣上体,精管,精嚢,前立腺,陰茎,陰嚢などが存在することであり,また女性の特徴は,卵巣,卵管,子宮,腟,陰核,陰唇などが存在することである。そこで,このような性形態ができあがっていく過程が性分化と呼ばれる現象で,個体発生の初期にみられ,ヒトでは主として妊娠2,3ケ月の胎児においてみられる現象である。そして,出生時には性分化は完成しており,通常は新生児の外陰部の形態によって性別を明瞭に識別することができるわけである。
 さて,性分化は,①性染色体→②性腺→③内・外性器の順で,前者が後者に影響を与えながら進行していくといわれる。

生殖の機能不全

著者: 広井正彦 ,   川越慎之助

ページ範囲:P.195 - P.201

 近年の医学の長足な進歩により,従来まで確立されていなかった各種疾患の原因や治療法が判明してきているものが少なくない。しかし,このような努力にもかかわらず,今日なお原因不明ないし治療法の確立をみないものもあり,いまだ秘密のベールに包まれた状態のものもある。
 こと「生殖」に関する領域についてみても,ミクロのレベルでははっきりしているものの,今日用いられている臨床検査やホルモン測定などでは判然とせず,その治療法でも容易に解決しないものもかなりの数がある。このような時に心理的あるいは精神的な要因によるいわゆる機能不全として片づけやすい傾向がある。

スポーツと月経・妊娠・分娩

著者: 山川純

ページ範囲:P.203 - P.208

 かつて女性は学校教育を終えると,ほとんど運動に親しむ機会も,見る機会もなく,ましてスポーツ競技に参加するのは,特定のほんの一握りの女性であった。しかし東京オリンピックを境に,家庭婦人の運動参加が目立ちはじめ,水泳教室,テニスクラブ,体操教室,ママさんバレー,ジャズダンス教室などの会員数は,年々増加している。さらに健康マラソンから出発した女性のランニングも,1971年にボストンマラソンに正式参加が認められて以来,年々さかんになり,日本においても東京女子国際マラソン大会開催へと発展した。1981年の東京女子国際マラソン上位入賞者の中には,30歳を過ぎてから走り始めた方もいる。その反面,体操や水泳などの競技では,選手の年齢は急速に若年化して,中学生でオリンピックに入賞する者もある。
 女性のスポーツ人口が急増したのに伴って,その年齢層も著しく広がり,小学生から中高年にいたる女性のスポーツ活動が見られる。

喫煙とアルコール

著者: 鈴木雅洲 ,   星和彦

ページ範囲:P.209 - P.213

 最近のわが国の社会的・経済的生活水準の向上はめざましく,嗜好品の消費量も増加している。元来,男性がたしなむことの多かったこれら嗜好品も時代の変遷とともに男女の格差はなくなりつつある。
 生活に潤いをもたらすはずのこれら嗜好品も,消費量の増大に伴い,その副作用ともいうべき健康への影響が問題視されるようになっている。なかでも,タバコとアルコールがその消費される量と有害作用からとりあげられることが多い。

ライフサイクルからみた女性の心理

著者: 中村延江

ページ範囲:P.215 - P.219

Ⅰ.ライフサイクル
 人間の一生は,各発達段階によっておのおのの特徴を有するものである。フロイトは人間の発達を性的発育を軸にして考え,心理的発達段階を口唇期,肛門期,男根期,潜伏期,性器期とに分けて特徴づけている。また,エリクソンは心理社会的発達を軸に乳児期,早児童期,遊戯期,学齢期,青年期,成人前期,成人期,成熟期の八つの段階に分け,人間は一生の中でそのおのおのの段階に特徴的な心理社会的課題を有するとして,ライフサイクルの概念を提唱した。しかしここでは,特に女性としての性的社会的発達を軸にして一般的区分をして考えていきたい。以下は,J.フロイト,E.エリクソン,黒川義和,寺脇保,P.ブロスらの分類を参考にして,便宜上区分したものであり,これに基づいて各期の女性心理の特徴を述べ心理テストによる把握の仕方などを述べたい。なお成熟期以降は必ずしも加齢による区分ではない。

心身症の新しいとらえ方

著者: 長谷川直義

ページ範囲:P.221 - P.226

 心身症は,その発病や経過に心理的な要因が大きく関与している身体障害である。産婦人科では内科と異なり,器質的病変を伴う心身症よりも器質的病変を伴わない機能的障害の段階にある心身症患者の頻度がはるかに多い。更年期障害や自律神経失調症と診断されるもののうちの一部がそうである。
 更年期障害や自律神経失調症はもちろん,多くの婦人科心身症はすべて神経症である,という指摘もある。この説では。神経症としての発生機序の探求もせずにホルモン剤や自律神経調整剤のみの機械的投与で著効をきたす,更年期障害や自律神経失調症が70%も存在するという事実が理解できない。たしかに,これら婦人にみられる機能的障害の一部は神経症であり,これらの身体症状は不安神経症,ヒステリー,あるいは心気症などが訴える身体症状であるかも知れない。しかし,更年期障害や自律神経失調症は身体症状のうえからみただけでは,心因性か非心因性かの区別がつけがたい。そこで,身体症状が心理的要因と密接に関係して起こっている病態を心身症と定義して,これらの疾患も心身症に含めて扱うことにしている。本態的には神経症と同一であるかもしれないが,治療法はおおむね同じであるので問題はないと考える。しかも,神経症タイプの心身症であればとらえ方も比較的容易である。問題は神経症の特徴を示さない心身症である。最近,心身症の特徴としてアレキシシミア(alexithymia)といわれるものがsifheos,P.E.1,2) や Nemiah,J.C.3)によって提唱され,これを紹介した池見ら4)によって心身症を神経症学の延長線上で考えるのは誤りであると指摘されている。アレキシシミアは,神経症と異なり,無意識的な不安や葛藤が少なく,神経症的な防衛機制が働いておらず,依存的でないために心理的ストレスに自分で耐えようとして,ついに身体症状を発生させているので,従来の方法ではとらえにくい。以下,これらの点を含めて,心身症の新しいとらえ方を解説したい。

母性保護と労働

著者: 村上愛子

ページ範囲:P.227 - P.233

Ⅰ.女子労働者の概況
 1.雇用者の増加と就労分野
 昭和30年代以降,経済の高度成長と産業構造の変化に伴って女子雇用者が大幅に増加を続け,55年には1,354万人とこれまでの最高となり,雇用者総数に占める割合も34.1%となった。
 産業別に女子雇用者数をみると,不動産業,金融・保険業,卸売業,小売業,サービス業に多く就労している。また,過去20年間の女子雇用者の伸びについてみると,不動産業,金融・保険業,卸売業,小売業,電気・ガス・水道・熱供給業,公務,サービス業などの第三次産業において著しく,55年には女子雇用者総数に占める第三次産業従事者は66.2%となった。

婦人と職業病

著者: 前原澄子

ページ範囲:P.235 - P.240

 最近のわが国における婦人労働の変貌は,単に量の増加のみでなく,社会的,経済的変化を背景とするその質においても大きな変化が認められる。勤続年数の長期化,中高年齢者,既婚者の増加,高等教育終了者の増大,管理的職業や専門的,技術的職業従事者の増加などが統計上に現われてきた最近の婦人労働の特徴である1)
 これに伴って,婦人一生におけるhealth needsも変化してくるのは必然であろう。母性の健康管理を担当する者としては,婦人労働の最近の特徴もとらえ,そこから派生する婦人の健康問題について理解を深めておくことも必要である。

肥満とやせ

著者: 森憲正 ,   河野恭悟

ページ範囲:P.241 - P.245

 肥満あるいはやせは,現象的には脂肪組織を中心として現われる病的状態であり,長期間かかってその状態が形成された慢性疾患である。
 直接の発生原因としては,熱量出納だけが問題となるが,治療,予後を考えるうえでは,さらに熱量出納を正あるいは負にする原因を考えなくてはならない。熱量出納だけで行なわれる治療では,抵抗が大きく,長期予後は不良である。

女性の体質—新しい考え方

著者: 山口康平

ページ範囲:P.247 - P.252

 体質の定義は困難であるが,ここでは女性の体質とは,男性と異なる先天的な,または後天的に獲得された,女性の生物学的特徴であって,特に疾患の発生・進展に影響を及ぼすような因子を意味するものと考える。また,疾患に対する感受性・抵抗性を規定する因子ともいいえよう。
 本稿では,体質を論ずるのに避けて通れないHLAの問題に軽く触れ,次に,女性において頻度の高い自己免疫疾患について述べる。

産婦人科医療と地域差

著者: 品川信良 ,   片桐清一

ページ範囲:P.253 - P.262

 医療というものには,本来地域差はあるべきでない。しかし現実の姿としては,経済などと同じように,かなり大きな地域差がある。
 もともと「地域」ということの意味は,かなり曖昧(あいまい)ではあるが,都市部と郡部,北と南,先進国と発展途上国などによってかなりの差が,医療設備,医療投資,医療効果などの各方面にみられることは確かである。産科や小児科の医療は,これらのものの影響を一番まともにくらいやすい分野である。

女性の寿命と最近の死因

著者: 金子武治

ページ範囲:P.263 - P.267

Ⅰ.平均寿命の推移
 わが国の女性の平均寿命は,戦前は50年に達していなかったが,戦後は著しい伸びを示し,昭和22年には53.96年と50年を超え,昭和25年には61.5年と60年を超え,10年後の昭和35年には70.26年と70年を超え,昭和46年には75.58年と75年を超えている(図1)。最近は一時ほどの著しい伸びではないが,相変わらず伸び続けている。しかし,昭和55年簡易生命表によると,78.83年で前年(78・89年)と比較して0.06年短縮してしまった。この年は男性も前年より0.14年短縮し,73.32年となっている。原因は昭和55年が前年に比較して冬が寒かったことと,インフルエンザの罹患率が高かったことにより1),高齢者の死亡率が上昇したためである。しかし,昭和56年の年齢別死亡率の動向をみると,また改善されており,昭和55年の平均寿命の短縮は一時的なものといえる。女性の伸びは男性と比較して大きく,昭和22年の男女差は3.9年であったが年々広がり,昭和55年には5.43年の差となっている。

BREAST FEEDING MEMO

就労婦人の母乳育児

著者: 澤田啓司

ページ範囲:P.208 - P.208

 先日,サンパウロ大学の小児科教授が愛育研究所にこられた。日本の母乳育児奨励策の調査ということであった。そのおり,見学日程のアレンジをしているUnicefから,職場内保育所で母乳保育をしているところはないかという問合わせがあって都内をしらべてみたところ,デパートその他女性の多そうな企業で職場内保育所のあるところはことのほか少なく,いくつかの病院と服飾衣料メーカーの「エトワール海渡」が見学の候補としてあがってきただけであった。就労婦人がふえ,母乳育児のよさがみとめられつつある今の時代に,母乳を与えることのできる職場内保育所がほとんどないということに,おどろきとさびしさを感じた。
 職場と住居の距離が遠く,通勤ラッシュ時には,とても赤ちゃん連れの通勤は無理かもしれないし,仕事のストレスで乳の分泌も十分ではなくなるかもしれないが,少なくとも,職場の近くの保育所に子どもを預けることができ,中国のように,一日何回かの授乳時間が与えられるシステムなら,働きながら母乳で子どもを育てようという母親の数は今よりふえるだろう。

トピックス

妊娠と分娩後のSexuality

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.234 - P.234

 健康な妊婦の多くは妊娠中の性交が流早産をきたしたり胎児に何らかの障害を起こすことを恐れている。しかし,大部分は妊娠中も産後も性交が比較的自由に行なわれているにもかかわらず,胎児にも妊産褥婦にも何らの異常がないことを経験的に知っている。そこで日常の産科婦人科の診療時に切迫流産や不妊症でやっと子供ができた場合などや,妊娠末期・産褥期における性交の指導などの際にどの程度アドバイスする必要があるか迷うことがある。この点について今日まで行なわれてきた多くの報告は後方視的研究が多く,また系統的な研究が少ない1〜4)
 そこでRobsonら5)は結婚生活も安定した平均28歳(19〜40歳)の初産で主として中流以上に属している妊婦119例につき,妊娠12,24,36週と,分娩後は1,12,26,52週の各々に面接し,面接した時点の過去1ヶ月での性の活動,主として1週間での性交回数,Orgasm,性の楽しみや問題点,困難性などについて前方視的に調査した。

臨床メモ

羊水中のphosphatidylglycerol測定による胎児肺成熟度の判定

著者: 貝原学

ページ範囲:P.268 - P.268

 胎児の肺の成熟度を判定する方法として,羊水のL/S比(レシチン/スフィンゴミエリン比)を測定する方法と,shake test (フォーム・テスト)が,現在最も頻繁に用いられている。しかし,これらの方法はいずれもfalse negativeと診断(実際には肺が成熟しているにもかかわらず,誤まって未成熟と判定してしまう)する率が高く,また糖尿病合併妊娠では,逆にfalse positiveに診断(実際には肺が未成熟であるにもかかわらず,誤って成熟と判定し,児にRDSが発生してしまう)する率が高いという欠点があった。
 最近,羊水中のphosphatidylgly—cerolを測定する方法が,胎児の肺の成熟度をより正確に診断できるという成績が数多く報告されている。phosphatidylglycerol は成熟動物では,レシチンにつぐ主要な肺サーファクタントであり,酸性燐脂質である。

最新号目次

American Journal of Obstetrics and Gynecology Feburary 15, 1982

ページ範囲:P.270 - P.271

 今回,米国Mosby社の御好意により,世界的な産婦人科雑誌である上記の最新目次を,日本の読者にいち早く,提供できるようになりました。下記の目次は,発売前にファックスで送られてきたものです。この雑誌の御購読は,医学書院洋書部(03-814-5931)へお申込み下さい。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

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74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

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73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

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今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

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増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

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72巻12号(2018年12月発行)

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72巻6号(2018年6月発行)

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72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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