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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻3号

1982年03月発行

臨床医のプライマリ・ケア 女性のバイオロジー

成長の異常

著者: 立花克彦1 諏訪珹三1

所属機関: 1神奈川県立こども医療センター内分泌代謝科

ページ範囲:P.181 - P.188

文献概要

 成長とは生物体がその大きさを増すことを意味する。すなわち,成長の異常という場合,成長が妨げられ身長が異常に低い状態(小人症),および異常に高すぎる成長過剰(巨人症)をさす。身長の異常は,体重の異常を伴うのがふつうで,骨や性の成熟の異常を伴うことも多い。これらのバランスが保たれていれば,身長の異常のみが臨床的に問題となる。体重の異常も成長の異常ではあるが,単なる肥満・やせはふつう成長の異常とはいわない。
 本稿では主として女性に焦点をあて,小児科医の立場から,主訴としての頻度が高く,臨床的にも重要な低身長をきたす疾患について述べたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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