icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻3号

1982年03月発行

臨床医のプライマリ・ケア 女性のバイオロジー

母性保護と労働

著者: 村上愛子1

所属機関: 1労働省婦人少年局婦人労働課

ページ範囲:P.227 - P.233

文献概要

Ⅰ.女子労働者の概況
 1.雇用者の増加と就労分野
 昭和30年代以降,経済の高度成長と産業構造の変化に伴って女子雇用者が大幅に増加を続け,55年には1,354万人とこれまでの最高となり,雇用者総数に占める割合も34.1%となった。
 産業別に女子雇用者数をみると,不動産業,金融・保険業,卸売業,小売業,サービス業に多く就労している。また,過去20年間の女子雇用者の伸びについてみると,不動産業,金融・保険業,卸売業,小売業,電気・ガス・水道・熱供給業,公務,サービス業などの第三次産業において著しく,55年には女子雇用者総数に占める第三次産業従事者は66.2%となった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら