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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻4号

1982年04月発行

雑誌目次

指標

思春期への心身医学的アプローチ—性教育における心身医学的配慮の重要性

著者: 岡村靖 ,   川野秀昭 ,   浜崎勲重

ページ範囲:P.277 - P.283

はじめに
 戦後36年,青少年を含めて国民の生活が物質的に豊かになるとともに,贅沢に慣れ,質実剛健の気風は失せ,少年の非行はふえ続け,戦後最悪の事態となっている。また,非行が低年齢化し,学校および家庭内における暴力の多発が憂慮される状況となっている。他方,未婚思春期女子の妊娠が増加の一途をたどっていることも,日本の将来を思うとき,心痛むものがある。
 筆者は九大在任中,7年間にわたって,全学女子学生の健康相談担当医師として,多くの女子学生の健康相談を引受け,これら女子学生の治療と健康の保持に努力してきた。また,中学,高校,大学および職場にある若い女性の性教育にたずさわる機会もしばしばである。以上の経験から,本稿では,思春期の心身医学について,筆者の考え方も含めて述べたいと思う。

臨床医のプライマリ・ケア 妊娠・分娩とプライマリ・ケア

プライマリ・ケアと産婦人科

著者: 玉田太朗

ページ範囲:P.285 - P.289

 「プライマリ・ケア」が,人口に膾炙して久しい。しかし多くの発表は公衆衛生1)や,日本医師会,厚生省2)など医療全体の立場からのもので,産婦人科の専門性と,プライマリ・ケアとの関係を考察したものはほとんど見あたらない。
 最近「産婦人科治療」誌(1981年10月号)で「産婦人科におけるプライマリ・ケア」という特集がなされたが,この標題そのものが,「プライマリ・ケア」の解釈の多様性(あいまいさ)を示している。私見によればこれは逆に「プライマリ・ケアにおける産婦人科(の役割)」とすべきと思う。

妊婦教育の新しいあり方

著者: 品川信良

ページ範囲:P.291 - P.294

 産科医などが妊婦に何かを説明したり,助言を与えたりすることを,「妊婦教育」と一般に呼んでいるが,この呼び方は必ずしも正しくはない。明らかに先方が無知で,「教育」と呼ぶのに価する場合もまれにはあるが,そうでない場合も多いからである。例えば妊婦の方が年上で,一般的教養も豊かであるばかりか,何回かの妊娠・分娩・育児をすでに経験しているのに対し,こちらははるかに年下であるばかりか,妊娠や分娩はおろかまだ未婚のことも珍しくないからである。したがって,私たちは妊婦を「教育」してやるというようなおこがましい考え方をすてて,妊婦の「相談」にのり,助言すべきことがあったら「助言」しますという程度の,謙虚な立場に立つことが,まずもって大切である。
 次に妊婦,特に自分たちのところでの分娩を希望して外来に通っている妊婦に対する「助言」の与え方に関して,私が平素から気づいていることや,こうしたらよいのではないかと考えていることなどから,いくつかのことを述べてみたい。ただし,人手不足などから,以下に述べることのなかには,私たちのところでもまだ実現されていないことが1〜2ある。あらかじめおことわりしておく。

分娩管理の新しいあり方

著者: 工藤尚文 ,   江尻孝平 ,   岸本廉夫 ,   関場香

ページ範囲:P.295 - P.299

 分娩の最大の目標は心身ともに健康な母と児を社会に送り出すことであり,母と児の分離の過程には突発的なaccidentが発生しやすく,そこにわれわれ産科医の存在意義がある。しかし分娩のメカニズムにはいまだ学問的に未開拓な面が多く,科学が自然の力を凌駕するまでに至っていないのが現状である。
 外科的領域においては,たとえば悪性腫瘍の手術のように,医師は積極的にメスをふるい治療にあたるが,産科領域ではよほどの異常がない限り,分娩現象という自然の力を見守り,母児に生命の危険がさし迫った場合にのみ人工的な医学的介助が行なわれる。

母子同室への試み

著者: 古橋信晃

ページ範囲:P.301 - P.304

 欧米では,新生児は従来の全く受身的な未分化の存在から,社会的反応性をもった1個の独立した社会的な存在として認識されていた。さらに近年のNICUの発達に伴い,親子関係不適合の代表的疾患である被虐待児症候群battered child syndro—me1)などの出現は,一層,周産期の母子関係の確立が必要であることが認識される要因となっている。最近,わが国においても周産期における母子相互作用について関心が寄せられるようになり,これまでの新生児医療は医療従事者の便宜にのみ依存した診療内容であったこと,さらに新生児の身体的異常の治療のみが重視されていたことなどに対しての反省がなされ,母子関係の確立に種々の工夫がなされるようになった。そのなかの一つに母子同室制がある。母子同室・異室についての議論は以前よりあったが,母子結合の確立という点では,母子同室にまさるものはないと思われる。

骨盤位妊娠・分娩への対策

著者: 永田一郎 ,   小林充尚

ページ範囲:P.305 - P.310

 骨盤位分娩の頻度は約5%といわれているが,周産期死亡率は妊娠,分娩および新生児の管理が進歩した現在でも頭位分娩のそれに対し4〜5倍高い5,13,18)。そこでその理由を検討し,プライマリー・ケアの立場からその予防対策と診療限界を考えてみたい。なおこの際プライマリー・ケアとは一次医療ないし診療所レベルでの医療9)とした。

妊産婦と精神衛生

著者: 保崎秀夫

ページ範囲:P.311 - P.314

 妊産婦の心理・精神状態としては次のようなことが考慮される。

BREAST FEEDING MEMO

Successful breast feeding and unsuccessful breast-feeding

著者: 澤田啓司

ページ範囲:P.299 - P.299

 保健所の健診にきた母親の中に,一日3リットル牛乳を飲んでいるという人があった。母乳で赤ちゃんを育てるための努力である。おなかはダブダブし,ごろごろなってばかりいるし,さすがにほかのものが食べられなくて…ということであった。
 文化人類学者のマーガレット・ミード女史も,自伝"Blackberry Wi—nter"(女として人類学者として,和智綏子訳 平凡社,1975)の中で,「キャシーがまちがいなく母乳を十分に得られるようにと,私は一日3クォート(約3リットル)の牛乳を飲んでいた」と書いている。

教室だより

細胞機能解析コンピューター(2150—Ortho model)の臨床における工夫と実践

著者: 西谷巌 ,   布川茂樹 ,   井筒俊彦 ,   川村圭一 ,   善積昇

ページ範囲:P.316 - P.318

 細胞および核内物質の螢光標識とレーザー発振による励起技術の目覚しい進歩によって,細胞自動解析分画システムが確立され,細胞生物学や実験腫瘍学などの基礎的研究ばかりでなく,臨床における診断や治療へも広く応用される可能性がえられている(表)。
 Flow cytometry (FCM)あるいはFlow microfluoro—metry (FMF)といわれるこの方法は,米国政府の投入した巨費と二つの国立研究機関(Lawrence Livermore,Los Alamos)の頭脳によって開発された革命的な分析技術である。すなわち,高出力アルゴンイオンレーザーによって目的に応じて螢光標識した細胞の特定物質(核酸,蛋白,酵素など)を励起し,光検知器により螢光強度,螢光色調あるいは螢光偏光から電気信号に変換して情報化する。また,ヘリウムネオンガスレーザーと細胞体の衝突によって生ずる散乱光(Scatter light)を集束レンズを通過させて解析し,散乱様式から細胞の大小や形状を情報化して認識することができる。これらの情報は,いくつかの組み合わせとして選択し,オッシロスコープ上へ分布したヒストグラムおよびサイトグラムとして観察することができ,記録保存(写真撮影)することもできる。

トピックス

運動に関連した無月経—Exercise-associated amenorrhea

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.319 - P.319

 戦後,わが国でも女子のスポーツ界での活躍にはすばらしいものがある。これらスポーツで活躍している女性をテレビなどでみていると,いわゆる女性としての特徴を失っている場合の多いことに気づく。
 長距離ランナーだけでみてみると,これらの女性には無月経の者が多いとの報告が多数みられる1〜4)。そこでSchwartzら5)は16〜42歳のすでに第2次性徴が完成している婦人で,少なくとも最近半年以上はピルを内服していない者を対象に,何の因子により無月経をきたすかを中心に以下の5群にわけて検討した。

帝切後感染と抗生物質の予防効果

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.322 - P.322

 腹式帝王切開術は,破水後に腟頸管内の常在菌が上行し,子宮内感染を起こす機会が多く,準無菌あるいは汚染手術に属する。従って術後感染の出現頻度が約30〜50%と他の開腹手術に比べて極めて高率である。主な感染は子宮内膜炎が最も多く尿路感染,骨盤腹膜炎あるいは創感染などである。しかし,最近各種の抗生物質が感染予防あるいは治療に使用され,重篤な感染症は減少した。
 Ruhuら1)は,帝切後に,予防的な抗生物質を投与しなかった患者774名のうち158名に高頻度(20.5%)に術後感染が発生し,子宮内膜炎9.8%,尿路感染7.3%および創感染4.4%の頻度であり,とくに子宮内膜炎の発生は陣痛の有無と内診の回数に関連していたと報告した。

原著

出生体重・胎盤重量と臍帯静脈血中adrenocorticotropic hormone (ACTH),β—lipotropin (β—LPH)およびβ—endorphin (β—EP)値との相関

著者: 古橋信晃 ,   高橋徹 ,   深谷孝夫 ,   河野秀昭 ,   新川尹 ,   立花義史 ,   鈴木雅洲

ページ範囲:P.323 - P.326

 分娩時のストレスに反応して,臍帯血漿中のadreno—corticotropic hormone (ACTH)値が高値を示すことについては,以前より多くの報告1〜4)があった。一方,最近の神経内分泌学などの著しい進歩とともに,脳—ペプチド(ACTH関連ペプチド,脳—腸管ペプチド)であるβ—lipotropin (β—LPH)およびβ—endorphin(β—EP)の産科領域での動態が検討されはじめた。最近,臍帯血中β—LPHおよびβ—EPもACTHと同様に,分娩時には著しい高値を示すことが報告5〜7)されている。
 今回,われわれは,分娩時臍帯静脈血中ACTH,β—LPHおよびβ—EP値をおのおの感度の高いradio—immunoassay (RIA)で測定し,今回は特にこれら三つのホルモン値と出生体重・胎盤重量との相関関係について検討した。

症例

生後4ケ月の乳児の腟に発生したEndodermal Sinus Tumor

著者: 松田稔

ページ範囲:P.327 - P.333

 腟原発性の癌は女性性器癌のうち1〜2%以下の頻度である1,2)。そしてこれらは通常大部分が扁平上皮癌であり,Endodermal Sinus Tumorに関しては稀有な疾患とされ,諸外国において数例の報告3,4)があるのみであり,本邦においての報告はみいだされていない。約30年以上にわたる研究の末,G.Teilumは,これまでSchillerによる"Mesonephroma"と命名されてきた腫瘍の中に,組織発生,組織型,好発年齢,臨床経過に関して明らかに異なった範疇のものが含まれていることをみいだし1946年5)それはmesonephric remnantによるものではなく,Germ cell起源であるEndodermal Sinus Tumorであるとし,Germ cell腫瘍の分類中特殊なentityを確立したのである。
 今回,生後4ケ月の乳児の腟に発生したまれなこの腫瘍を経験したのでここに報告し,本症例の細胞学的,組織学的所見と,さらにこの腫瘍の歴史学的背景,治療法,予後などにつき,文献的考察も加え,若干の知見を述べてみたい。

正常分娩後の絨毛癌を超音波断層法にて早期診断し得た1例

著者: 中野由美子 ,   林敬平

ページ範囲:P.335 - P.338

 絨毛癌の約50%は胞状奇胎を先行妊娠として発生するが,満期分娩後に発生する絨毛癌も15〜30%に認められる1)
 一方,満期分娩後の絨毛癌は,胞状奇胎や流産を先行妊娠とする場合に比べ予後が悪いといわれる。Millerら2)は,分娩後の絨毛癌は転移をきたしやすく,化学療法への反応性も悪いが,これは免疫機構の変化が関与しているためであると述べている。しかし,胞状奇胎を先行妊娠とする場合に比べ,診断が遅れることが予後を悪くする一因となっている可能性も否定していない。

臨床メモ

児娩出時を基準とした分娩経過の新しい計測法

著者: 佐藤直樹

ページ範囲:P.333 - P.333

 実地臨床の分娩管理には,分娩進行の時間経過が正常範囲か否かを早く的確に診断し,それから逸脱する分娩経過異常にすばやく対処し,予防処置を講ずることが大切である。
 分娩経過に影響を及ぼす因子は多彩で,多くの因子が複雑な組合わせで,しかも時々刻々変化しながら関与している。これら個々の関与因子を分析するためには,多変量解析などの手法が用いられるが,この場合変量の取捨選択が問題になり,変量が多いと実地臨床での取り扱いが煩雑となる。

最新号目次

American Journal of Obstetrics and Gynecology March 15-I, 1982

ページ範囲:P.340 - P.341

Transactions of the Thirty-seventh Annual Meeting of The Society of Obstetricians and Gynaecologists of Canada

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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