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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻5号

1982年05月発行

雑誌目次

指標

性機能の老化—卵巣の寿命を決するもの

著者: 一戸喜兵衛

ページ範囲:P.349 - P.359

 多少の個人差はあろうが,閉経前の数年間は妊孕能がはなはだしく低下するとともに,月経周期についても無排卵周期が著しく多くなる。40歳代に入って45歳までは周期の約40%が,また46歳を過ぎると60%の周期が,少なくとも無排卵性になると目されているが1,2),排卵現象のみならず中高年齢婦人にあって,とくに40歳代に入って,ヒト卵巣には生後最大の変化がおこる。それは卵母細胞の突然の激減で,閉経までにほぼ卵巣から消滅してしまう現象である。
 このヒト卵巣内の卵母細胞数を加齢上からみた研究で現在最も信頼されているのは,Block3)の報告で(表1),生後30歳代の末まではほぼ一定の傾斜で卵母細胞は漸減してくる。しかし40歳代に入ると急激な喪失が惹起する。筆者らの自験例からもこの事実はよく観察され,後述のように卵巣の原始卵数は,35歳以降では個人差もあるが減少が目立ちはじめ,40歳代に入ればこの傾向は加速されて個体差なく著明となり,40歳代後半では,検鏡下で組織標本上原始卵胞にであうことはむしろ珍しくなる。かくて閉経に至れば卵母細胞はもはや卵巣から消失する。したがって,ヒト卵巣では閉経と卵母細胞の消失はほぼ一致し,卵巣中の卵子の枯渇が卵巣寿命の終焉とみられている。

臨床医のプライマリ・ケア 周産期とプライマリ・ケア

胎児の成熟と発育度をみるために

著者: 桑原慶紀 ,   岡井崇 ,   上妻志郎

ページ範囲:P.361 - P.365

 近年,分娩時における胎児管理法やNICUに代表される新生児管理法の発達に伴い,周産期死亡率は著しく減少している。しかし,他の原因と比較し,子宮内胎児発育遅延および未熟性の問題は十分には解決されておらず,早期新生児期の異常をひき起こす最も重要な要因である。したがって,このような分娩を予知し適切な処置を施すことは周産期プライマリー・ケアの重要な課題の一つである。
 「未熟児」の大部分が低出生体重児であることはいうまでもないが,未熟児の持つ最大の問題点はその機能的未熟性に起因する。そこで本稿では,胎児の身体的発育という観点からIUGRの診断およびその処置,さらに機能的成熟という面から肺成熟度の評価およびその処置について述べてみたい。

母と子のきずなの形成—アタッチメントの発達の起源

著者: 小嶋謙四郎

ページ範囲:P.366 - P.369

 ある人間と他の特定の人間との問に形成される愛情のきずなをアタッチメントとよぶ。子どもと母親のアタッチメント関係は,子どもの,母親へのきずなの発達と,母親の,子どもへのきずなの形成の二つの側面をもっているが,両者は相互に補完しあっている。そこでは子どもの成熟の度合いや学習の進度が,母親の子どもへの働きかけの量や性質に影響を与え,また,子どもの自発的行動に対する母親の感度のよさや応答性が相互作用に効果をもたらし,発達とともに母子の相互作用は変容してゆく。一般に母子のアタッチメント関係は,子どもの,母親へのきずなの発達がほぼ実現した生後一年から一年半の間に達成する。
 安定した母子アタッチメント関係は,子どものパーソナリティの正常で健康な発達の基礎であり,その安定したきずなが外界を知的に探索する安全基地として役立ち,安らぎの源泉として機能する。

正常児の規準

著者: 馬場一雄

ページ範囲:P.371 - P.374

 新生児の保有する個々の生物学的特性によって,正常と異常とを判別する基準について考える前に,臨床医学一般における正常と異常との考え方にふれて置きたいと思う。
 新生児に認められるさまざまな症状や形質を,質的特性と量的特性とに二分するとすれば,正常・異常の判別はこの両者の何れかによって行なわれることになる。

胎児奇形をどうするか

著者: 大浜紘三

ページ範囲:P.375 - P.379

 人は誰でも皆等しく身心ともに健全な児の出生を強く願っており,分娩を終えた母親の多くがまず最初に,児が五体満足で出生したか否かを尋ねるのも,けだし当然といえよう。それだけに児に奇形を認めた場合には出産の喜びは一転し,産婦だけでなく家族全員が悲しい思いにつつまれ,産科医や助産婦にとってもやり切れない気持となる。特に第1子が奇形児である場合には問題は一層深刻で,次回妊娠に対して極度の恐怖を抱く者もみられ,産科医はそのような患者に対して十分な遺伝相談を行なう必要に迫られる。
 しかし,奇形の発生原因は一様でなく,しかも多くの場合その原因究明は不可能であり,そのため次回の妊娠に関して患者が十分納得するような助言を与え得ないこともしばしばである。さらに胎児奇形の出生前診断の限界という問題や,異常と診断された児にどう対処するかという問題など,なお未解決の問題も少なくなく,本題の「胎児奇形をどうするか」という課題に対して必ずしも統一された見解が示されている訳ではない。

超未熟児の分娩対策と保育

著者: 池ノ上克 ,   村上直樹 ,   蔵屋一枝 ,   茨聡

ページ範囲:P.381 - P.385

 新生児医療の急速な進歩は,われわれの産科医療に新たな問題を投げかけてきた。それは,呼吸循環系をはじめとしてすべての器官が未熟で,きわめて弱々しい1,000g未満の超未熟児の生育が可能となり,その結果,超未熟のintact survivalをめざした妊娠,分娩の管理を余儀なくされてきたことである。
 そこで今回は,昭和52年から56年までの5年間に鹿児島市立病院周産期医療センターで取り扱った出生体重1,000g未満の超未熟児の臨床的検討を行ない,小さな胎児の予後をさらに改善するための参考にしてみたい。

リスク新生児へのfirst aid

著者: 増本義

ページ範囲:P.386 - P.390

 新生児の疾患は,一般的に一度悪い状態に陥ると回復が悪く死亡したり後遺症が残ったりすることが多いといえます。従いまして,患児の状態を的確に把握して先手先手を打って対処してゆくことが大切です。いいかえれば,極力予防に努めるということです。敗血症やRDSはショックに陥ると予後は悪くなります。新生児仮死はほとんど産科の問題であり,直接的胎児モニターを行なわずして新生児仮死の治療を述べることは無意味なことです。核黄疸は,予防すべき疾患であって治療してもあまり効果の期待できない疾患です。RDSの治療は,多くの高価な器具を使用して,いかにも近代的な治療の典型のようであり,しばしば新生児科医にある種の充実感を感じさせるものですが,しかしこれは産科の段階で極力その発生を予防し,その結果やむなくRDSを生じた未熟児のみに限られるべきでありましょう。
 次に突発的に起きてきたものに対してはその病態生理をよく理解し,悪化させないように管理することです。新生児はある意味では回復力が強く,忍耐づよくHomeostasisを保つことに努めていればビックリするほど正常に育ってゆくことがあります。1,000g以下の極小未熟児でも分娩がスムーズで,かつ分娩直後よりIntensive careが行なわれた場合は正常に育ってゆく例がふえてきました。しかしこの場合も患児が冷たくなってショック状態に陥ってから送院されてのちはじめて治療を開始してからでは遅く,予後は不良です。 ここでは日常診療において一般的に注意すべぎいくつかの疾患や症状についてその考え方や処置を述べてみたいと思います。

対談 プライマリ・ケアの実践とその問題点・1

患者マニュアルと生涯カルテを軸にした診療の工夫

著者: 宮川和幸 ,   竹内正七

ページ範囲:P.392 - P.402

 竹内 本日は,宮川先生をお迎えして,プライマリ・ケアの実践とその問題点ということについていろいろお伺いしたいと思います。
 実はこの対談を企画いたしましたのは「臨床婦人科産科」の今年1年間の年間テーマとして,産婦人科プライマリ・ケアという問題を取り上げ,編集委員の間で座談会を行ない(臨婦産36巻1号20頁参照),その辺の問題をいろいろ討議したのですけれども,何分にもみな大学の関係者で,臨床の第一線で働いておられる方がいないという点で,どうもどこか片寄りがありすぎたり,あまりにも理念的なことに走りすぎてはいないかということで,心配な面があるわけです。理念的にはprimary physician for womanという立場で,婦人科の場合はプライマリ・ケアを考えるのが,一応一つの筋道のような気もいたします。それじゃあ具体的に実際どういう形に持っていけばいいかというと,大変難しいことになってきます。今日はプライマリ・ケアというものを開業医のレベルでどう実行していったらいいのか,またそれを実行するための工夫ということで具体的に努力しておられる藤沢の宮川先生に,先生のお立場から,また広く日本の開業しておられる立場,そして非常に恵まれている立場またはあまり恵まれない立場の先生もあると思いますが,そういう恵まれない立場も是非考慮に入れて,今日はいろいろ教えていただきたいと思います。

トピックス

頸管妊娠の保存療法としての頸管縫縮術

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.369 - P.369

 頸管妊娠は妊卵が内子宮口より下部の子宮頸管に着床発育したもので,16,000〜95,000例の妊娠に1例というぐらい極めてまれな疾患である。この場合,妊娠20週以上こえることはまれで,大部分がその以前に出血し,時には死亡することもあるほど恐ろしいものとされてきている。この時の治療法として種々の保存的療法も試みられてきたが,必ずしもよい方法は見当らなかった。
 Bernsteinら1)は,2例の症例に頸管縫縮をして成功した興味ある症例を報告している。その例をみると,第1例は35歳,妊娠8週で疼痛を伴わない性器出血をみた。子宮は妊娠相当の大きさで形状も不正,頸管は開大して外子宮口は直径2cmの大きさになっていた。不全流産の疑いにて子宮内容清掃術を行なったところ,子宮頸管部に胎盤が付着し,子宮腔はemptyであった。掻把中出血量は増加し,直ちにタンポンを挿入し輸血を行なったがショックに陥り,子宮全摘を考慮したが,頸管を両側より鉗子で止血した。2時間後に鉗子を除去したが再び出血したので頸管無力症に対する頸管縫縮術のように内子宮口から1cm下方に2回絹糸で縫合した。その後全身状態もよくなり,発熱もなく,頸管も壊死に陥らなかった。術後10日目に抜糸し,退院した。5週目に正常月経が発来し,その後子宮卵管造影にて子宮・頸管も正常であることを確認した。この症例の経験をもとにして,第2例目の26歳の婦人に遭遇した。

BREAST FEEDING MEMO

母乳の感染症予防効果

著者: 澤田啓司

ページ範囲:P.403 - P.403

 1960年頃の日本では,母乳栄養児と人工栄養児の乳児死亡率に大きな差があり,親の学歴や経済状態などの条件が悪い場合,人工栄養児対母乳栄養児の死亡率の比は4:1という調査成績があった。最近の日本の環境では,母乳栄養児と人工栄養児を死亡率で比較してももはや差はないかもしれないが,感染症やアレルギー疾患に関しては,罹患率にかなりの差がみられる。昭和50年10月から51年9月にかけて,厚生省心身障害研究,母乳研究班が全国の乳児約1,000例について縦断的な追跡調査を行なったが,その結果でも,上・下気道疾患,下痢症,湿疹などについて,母乳栄養児の罹患が人工栄養児に比して少ない傾向がみられた。
 外国の調査でも,同様の結果がみられている。R.K.Chandra:Pros—pective studies of the effect of breast-feeding on incidence of infec—tion and allergy.Acta Pediatrica Scandinavica 68:692,1979のデーターを1例として紹介したい。

教室だより

核磁気共鳴現象(Nuclear Magnetic Resonance)による悪性腫瘍「イメージング」

著者: 清水哲也

ページ範囲:P.404 - P.405

 旭川医科大学産婦人科学教室は,官制上は昭和49年4月発足であるが,当時は居室はおろか机一つない状態で,したがって,やがて附属病院が完成し,入院患者の実質的な取扱いを開始した昭和52年1月が,臨床教室としての事実上のスタートであった。この時でさえ教室員は,助教授以外はわずか1名で,今,7名の大学院生を含む32名の教室員リストを眺めるにつけ,ほろ苦い感慨さえ覚える。以下,教室で地道な検討を続けている「悪性腫瘍の画像診断」について,その概要を述べることにする。
 子宮頸癌の臨床進行期別分類を行なう際に,子宮旁結合織における浸潤の有無および浸潤が骨盤側壁に達しているか否かの診断は,きわめて重要であることは言をまたない。しかし実地上,かりに子宮旁結合織に抵抗を触知したとしても,癌性浸潤か否かの同定は「内診」のみでは困難なことが多い。あるいはまた,摘出卵巣腫瘍について,組織レベルで「中間群」に分類されたとしても,「悪性化」への"potential"の程度を推測することも容易ではない。このような場合に,もしも「組織レベル」での診断情報とは全く別の角度からの「情報」が得られるとしたら,その臨床上の「メリット」は計り知れないものがある。

臨床メモ

糖負荷による糖尿病合併妊娠と子宮内胎児発育遅延(IUGR)のスクリーニング

著者: 貝原学

ページ範囲:P.406 - P.407

 糖尿病合併妊娠では,周産期に児に異常が発生することが多く,現在周産期管理を行なう上で大きな問題となっている。妊娠性糖尿病のように母体にとっては軽症で何ら障害を及ぼさない場合でも,胎児に及ぼす影響は重大で,子宮内胎児死亡の発生は高率である。このような軽症の糖尿病は,通常の妊婦検診では発見されないことが多く,児に異常が発生してからはじめて診断されることが多い。したがって,妊婦について糖尿病合併の有無を発見するための特別なスクリーニング検査が必要となる。
 従来より,糖尿病のリスク因子,すなわち,1)糖尿病の家族歴,2)巨大児,原因不明の死産,奇形児および反復流・早産などの既往妊娠分娩歴,3)肥満,4)尿糖陽性,5)羊水過多症,巨大児,妊娠中毒症,などの因子が存在する妊婦では糖尿病の可能性があるとして,ブドウ糖負荷試験(G.T.T.)が行なわれているが,このようなスクリーニング法だけで,はたして十分であろうか。

原著

産科領域のデータ収集とその解析

著者: 箕浦茂樹 ,   坂元正一 ,   開原成允

ページ範囲:P.409 - P.414

 産科領域は,対象となる症例がすべて妊娠,分娩,産褥という基本的には同一経過をたどるものであるため,一定の形式でデータを収集し,管理するのに非常に適した領域である。したがってこれまでにもデータベースに関する研究はいくつか報告されており,臨床に直結して有効に働いているシステムもある。ここではその具体的な例として,コンピュータを用いた妊婦管理,および周産期データの処理について日本および外国の例を紹介するとともに,東大産婦人科において昭和48年より開始されたコンピュータ入力用分娩台帳による分娩データの処理について具体的に述べてみたい。

薬の臨床

産婦人科感染症に対するCefmetazonの基礎的および臨床的検討

著者: 長澤一磨 ,   佐藤卓一 ,   笹村二郎 ,   高沢哲也 ,   小松田紘安 ,   佐藤重美 ,   安斉栄一 ,   奥山敏夫 ,   小倉秀彦 ,   蓮尾豊 ,   片桐清一 ,   田辺鷹康 ,   大石孝 ,   漆畑厚

ページ範囲:P.415 - P.424

 骨盤内感染症は,産婦人科領域における代表的な内性器感染症で,われわれの日常の臨床においてしばしば遭遇する疾患群であり,臨床的には軽症な子宮内感染症から,まれには重篤な骨盤内膿瘍さらには敗血性ショックにいたる種々の病型がみられている。そのほか,外性器における感染症として,バルトリン腺膿瘍は日常比較的多くみられる疾患の一つとしてあげることができる。
 近年,化学療法として,Cephalosporin系製剤,Peni—cillin系製剤の使用量増加に伴い,グラム陰性桿菌の耐性化が注目されるようになり,産婦人科感染症の起炎菌の60〜80%がグラム陰性桿菌によって占められていることから,特にCEZ耐性のE.coli,Klebsiellaの出現は,臨床上大きな問題を提起しつつある1)

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

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69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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