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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻5号

1982年05月発行

文献概要

臨床医のプライマリ・ケア 周産期とプライマリ・ケア

超未熟児の分娩対策と保育

著者: 池ノ上克1 村上直樹1 蔵屋一枝1 茨聡1

所属機関: 1鹿児島市立病院周産期医療センター

ページ範囲:P.381 - P.385

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 新生児医療の急速な進歩は,われわれの産科医療に新たな問題を投げかけてきた。それは,呼吸循環系をはじめとしてすべての器官が未熟で,きわめて弱々しい1,000g未満の超未熟児の生育が可能となり,その結果,超未熟のintact survivalをめざした妊娠,分娩の管理を余儀なくされてきたことである。
 そこで今回は,昭和52年から56年までの5年間に鹿児島市立病院周産期医療センターで取り扱った出生体重1,000g未満の超未熟児の臨床的検討を行ない,小さな胎児の予後をさらに改善するための参考にしてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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