文献詳細
臨床医のプライマリ・ケア 周産期とプライマリ・ケア
文献概要
新生児医療の急速な進歩は,われわれの産科医療に新たな問題を投げかけてきた。それは,呼吸循環系をはじめとしてすべての器官が未熟で,きわめて弱々しい1,000g未満の超未熟児の生育が可能となり,その結果,超未熟のintact survivalをめざした妊娠,分娩の管理を余儀なくされてきたことである。
そこで今回は,昭和52年から56年までの5年間に鹿児島市立病院周産期医療センターで取り扱った出生体重1,000g未満の超未熟児の臨床的検討を行ない,小さな胎児の予後をさらに改善するための参考にしてみたい。
そこで今回は,昭和52年から56年までの5年間に鹿児島市立病院周産期医療センターで取り扱った出生体重1,000g未満の超未熟児の臨床的検討を行ない,小さな胎児の予後をさらに改善するための参考にしてみたい。
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