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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻5号

1982年05月発行

原著

産科領域のデータ収集とその解析

著者: 箕浦茂樹1 坂元正一2 開原成允3

所属機関: 1国立病院医療センター産婦人科 2東京大学医学部産婦人科教室 3東京大学医学部附属病院情報処理部

ページ範囲:P.409 - P.414

文献概要

 産科領域は,対象となる症例がすべて妊娠,分娩,産褥という基本的には同一経過をたどるものであるため,一定の形式でデータを収集し,管理するのに非常に適した領域である。したがってこれまでにもデータベースに関する研究はいくつか報告されており,臨床に直結して有効に働いているシステムもある。ここではその具体的な例として,コンピュータを用いた妊婦管理,および周産期データの処理について日本および外国の例を紹介するとともに,東大産婦人科において昭和48年より開始されたコンピュータ入力用分娩台帳による分娩データの処理について具体的に述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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