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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻6号

1982年06月発行

雑誌目次

指標

最近のステロイドホルモン受容体研究の動向

著者: 加藤順三

ページ範囲:P.431 - P.441

 ステロイド受容体研究の進歩は日進月歩であるが,その動向について重要と考えられるものについて,本稿では主としてステロイドホルモンレセプターの性状,修飾/活性化・不活性化機構,アクセプター分子,ステロイドホルモンによるステロイドホルモンレセプター調節,とくにプロゲステロンによるエストロゲン・レセプターのdown regulation機構,レセプターの純化と抗体の問題点について,以下概説した。

臨床医のプライマリ・ケア カウンセリング

患者に対する性教育と指導

著者: 武田敏 ,   河西十九三 ,   大塚淸子

ページ範囲:P.443 - P.448

 性教育は,Human Sexualityの教育であるとされている。性に関する知識やモラルを学習させることにより,心身ともに健全な社会的人格形成を目指すものであり,その対象は幼児から高齢者にわたるすべての男女となる。
 その学問的背景は,諸科学を包含する学際的領域であるが,近年Sexosophy (性に関する価値観)が重視されるに及び新たな転換期を迎えている。性意識の解放化と性行動の活発化は,性に関する旧来の社会通念を一変させ,医療の面でも,適切な対応が求められている。

Sex Counselingの今日的諸問題

著者: 野末源一

ページ範囲:P.449 - P.455

Ⅰ.性と性愛の異常
 人間の性生活は種々の面をもっている。しかし,基本となるのは異性間の性交であることに多くの人は納得するであろう。人間の一生をとってみると,ある時期にこれから少しずつはみ出していたり,また他の様式の性行動をとっていることがある。これら正常の性交からわき道へとはずれた場合には,これをSexual deviationとも呼び,また,この現象を病的であると考える人々は,これを"性の異常"とも呼んでいる。よい例が同性愛である。多くの人々は同性愛を病的と考えているが,アメリカ精神病学会では1973年よりこの同性愛を権威あるDiagnostic and Statistical Man—ual of Mental Disordersより除いてしまっていて,同性愛はすでに病的であるという見解を支持していないことがわかる。
 1例を同性愛にとったが,性の異常の分類は,Freudによれば,性の異常を示すものは性の精神発達に欠陥があるとした。Freudの精神分析理論に性の自然科学的な基礎があるか否かの議論は全く別にして,Freudは性の対象(Sexual ohject)と性の目的(Sexual aim)の異常の二つに分けた。性の対象では同性間(Homosexual),子供(Pedo-philia),近親間(Incest),動物(Zoophilia),生物ではないもの(例えばFetishism)に分けた。性の目的の異常では,性交をすることなく,他人の性交をしているのを見て楽しんだり(Voyeuirism),自分の性器を他人にみせびらかしたり(Exhibitio-nism),苦痛を与えたり(Sadism),苦痛を受けることに性的喜びを感じること(Masochism)に分けている。Freudの目的は性の異常の分類ではなく,幼児から成人となる成熟過程を説明するのに使用したのであるが,彼の理論と関係なく,現在では概念的に,この分類がよく使われている。

結婚に対するカウンセリング

著者: 矢橋弘嗣

ページ範囲:P.457 - P.461

 結婚は,男性にとっても女性にとっても一生のうちで最大のイベントであり,その生活の一大変換期であるともいえる。特に女性にとって結婚は,その結婚という言葉の中に一組の男女が社会的に認められた性生活にもとづいて,生殖作用(reproduction)を行なうという重要な要素が含まれている以上,単なる喜びで表現される人生のイベントだけではなく,想像をこえた新しい生活への不安が待ち構えているといっても過言ではないであろう。
 結婚は法律上は婚姻というが,厚生省統計情報部の昭和56年人口動態統計(年間推計)によると,昭和56年における婚姻数は78万組で,55年より5,000組ふえるものの婚姻率は6.7(人口千対)で55年と変わらず,明治33年に現在の方法で統計をとり始めて以来最低になると予測されている。

遺伝相談—primary careの立場から

著者: 本多達雄

ページ範囲:P.463 - P.467

 遺伝相談は「遺伝学者が行なうことが望ましい」とするのが一般的である。この考えはある程度正しく,とくにcounsellorが遺伝相談の経験に富み,人生経験が豊かである場合には,よい結果をきたすであろうことが大いに考えられる。なぜなら,遺伝相談にはprimary careと共通した考え方の底流があり,ベテランのcounsellorは十分にpri—mary care的役割を果たし得るものと考えられるからである。
 primary careにおいて重要である総合性(com—prehensiveness)や継続性(continuity)の問題は,全く同様に遺伝相談の場でも極めて大きな意味を持っている。すなわち,clientに関連して,その生い立ち,家族構成,生活環境,年齢,性格,宗教などに代表されるhuman relationの基本をとらえずして遺伝相談は成立しないし,また遺伝相談後のfollow upは,その重要性がさけばれつつもその継続性の関係で難問視されているのが現状である。

カウンセリングの実際—婦人科手術後および新婚性交障害のカウンセリングについて

著者: 山崎高明

ページ範囲:P.469 - P.471

Ⅰ.セックスカウンセリングの重要性に着目したきっかけ
 私がそもそもセックスカウンセリングの重要性に着目した最初のきっかけは,昭和38年頃兵庫県がんセンターにおいて頸癌手術後の患者に対するカウンセリングの必要にせまられたことに起因している。近年頸癌の診断技術の進歩に伴い,相当若年者にも初期の頸癌が見つかるようになり,したがって治療した患者の術後生活が長くなるにつれて離婚してしまうケースがみられるという現実に遭遇し,これでは頸癌を治療したことが果たして本人にとって幸福であったのかどうか疑問に思わざるを得なかった。そこで,がんセンター勤務当時,比較的若年の退院患者を対象に,今後の夫婦生活を送る上での注意すべき点を指導していたのである。そしてこの方面の文献などを調べ,神戸大産婦人科教室の同窓会誌に「頸癌手術後のsex」という題で投稿したりしたものであった。
 その後開業してからも外来患者の中に心因性に起因すると思われる不定愁訴症状を訴える患者がかなりあるのを感じていたし,その上昭和53年3月,野末源一先生から日赤医療センターにおけるセックスカウンセリングの現況についての報告を聞くに及んで,今後の婦人科外来において,この方面にも目を向けなければならないと思いたち,野末先生に御指導いただいて,始めたものである。

カウンセリングの実際—人生相談的ニュアンスの濃い相談が多い

著者: 斎藤信彦

ページ範囲:P.472 - P.473

 「カウンセリング」ということばを論じる場合も「プライマリ・ケア」のごとく,自分はこういう意味で使うという定義をはっきり決めてかからないと,あとで無用の混乱を起こすことになる。筆者は「カウンセリング」の範疇としては次のように考えている。患者が医師であるわれわれに,特にカウンセリングということばで対応を求めてきた場合,その患者はまず自分の話を十分に時間をかけてきいてもらい,しかる後,適切な助言をしてもらって,自分のかかえている悩みや問題の解決が得られることを期待している。この場合,投薬をうけたり,検査をうけるなどということは考えていない。つまり患者(これをクライエント,相談者という)は言語的コミュニケーションのみによって問題を解決してもらうことを望んでいる。ここではまず筆者が行なった数少ない相談事例のいくつかをあげて,考えてみることにしたい。

カウンセリングの実際—セックス・カウンセリンゲの4例を中心に

著者: 菊川寛

ページ範囲:P.474 - P.475

 プライマリ・ケアにおけるカウンセリングについて補遺的な事項を述べてみたい。

BREAST FEEDING MEMO

Successful breast-feedingに必要なこと(1)

著者: 澤田啓司

ページ範囲:P.461 - P.461

 5月号に,Successful b.fとunsu—ccssful b.fについて書いた。では,successful b.fのために必要な条件は何だろうか。Niles Newton女史は以下のような条件をあげている。
 1.人工栄養についての情報提供  をやめること。

臨床メモ

下垂体後葉のプロラクチン分泌調節作用

著者: 佐藤直樹

ページ範囲:P.467 - P.467

 プロラクチン(PRL)は,催乳ホルモンとしてよく知られているが,最近では催乳作用のみならず,電解質代謝調節作用など,多種多様な生物学的作用が報告されている。
 最近,臨床的に注目されているのは高PRL血症で,無排卵や無月経となり,同時に乳汁漏出を伴う症状を呈するChiari-Frommel症候群,Argonz-del-Castillo症候群などである。さらに下垂体腫瘍などの下垂体疾患に基づくものなどがある。PRLは下垂体前葉細胞から分泌されるペプチドホルモンで,その分泌調節は視床下部から分泌される脳内アミン,中でもDopamineの分泌抑制作用(PIF)の働きでされていると考えられる。しかし,PRL分泌はこのような視床下部性Dopamineにより調節されている一方,下垂体後葉もPRL分泌に関与していることが,Petersらによって報告されている。

臨床遺伝学講座

Ⅰ.家系図の書き方

著者: 又吉國雄 ,   相馬広明

ページ範囲:P.476 - P.477

 開講にあたって:従来「遺伝学」はもっぱら医学の基礎的な分野を担っていたが,近年出生前診断や保因者の検索,さらには遺伝相談といった遺伝学の臨床応用が一つの大きな課題となって以来,臨床医学とも密接な関わりをもつようになってきた。
 しかし,ことに産婦人科学では不妊や流産を含め,先天異常児の出生前診断や新生児にみられる遺伝性疾患,染色体異常,あるいは先天異常児を出産した婦人の次回妊娠管理,さらに近親婚や遺伝相談の問題など,臨床遺伝学と密接な関係を有しているにもかかわらず,それらの根底をなす遺伝学の知識が十分に活用されているとはいいきれない。

教室だより

新生児トキソプラズマ抗体価の推移と母児相関に関する研究

著者: 竹中静廣 ,   仲地廣順

ページ範囲:P.478 - P.479

 産科領域におけるトキソプラズマ症(以下ト症と略す)の問題点は,妊娠中にト抗体価が陽性を示す妊婦のほとんどが慢性感染または不顕性感染例のため感染の時期が不明であること,さらに,このような妊婦より出生した児について,臍帯血のト抗体価のみが陽性を示した場合,不顕性感染例なのかあるいは単なる母体よりの移行抗体による陽性例であるのか,区別がつけがたいことなどであろう。
 そこで,ト抗体価陽性を示す妊婦の母児間の免疫学的関係を検討する目的で,妊婦については妊娠各時期において,また,ト抗体価陽性妊婦より出生した児については生後1年間にわたって,それぞれ定期的に血清中のIgG,IgM,IgAとIgGト抗体価およびIgMト抗体価を測定し,ト抗体陰性例の母児のそれらと比較することによって先天性ト症の診断に役立てようと試みた。

症例

急性膵炎と高脂血症を合併した妊婦の1例

著者: 藤澤知 ,   大嶋勉 ,   鈴森謙次 ,   八神喜昭

ページ範囲:P.480 - P.482

 近年,妊娠と高脂血症および急性膵炎の関連について各方面から論じられている。しかし,いまだ依然としてその報告例は少なく,その病因,統計的考察も十分に行なわれていないのが現状である。今回われわれは,妊娠末期に著明な高脂血症を伴った急性膵炎の1例を経験したので報告する。

Wilson病合併妊娠・分娩の1例

著者: 吉川裕之 ,   加藤賢朗 ,   多賀理吉 ,   桑原慶紀 ,   神保利春 ,   坂元正一

ページ範囲:P.483 - P.485

 Wilson病は,肝臓・脳基底核・近位尿細管・赤血球・角膜などに銅が沈着し,多彩な症状を呈する常染色体劣性遺伝の進行性疾患である。本症は,錐体外路系の疾患としては最も頻度が高い疾患の一つで,George1)によれば,その発生頻度は20万人に1人である。かつては発病後数年以内に肝不全や神経症状の進行により死亡することが多かったが,1956年Walsheにより,治療薬としてDペニシラミンが導入されて以来,その予後は著明に改善され,本症合併の妊娠・分娩例の報告をみるようになった。しかし,その数は世界でいまだ数十例を数えるのみである。
 著者らは,肝硬変・食道静脈瘤を伴う本症妊娠例で,帝王切開術を施行し,母児ともに良好な経過を示した症例を経験したので報告する。

同一偏側の腟留血腫と腎尿管欠損を伴った重複子宮・腟の1例

著者: 上坊敏子 ,   秦和子 ,   秦宏樹 ,   蔵本博行

ページ範囲:P.487 - P.491

 子宮の重複奇形は,その程度によって,分離重複子宮,双頸双角子宮,中隔子宮の3型に分けられる。これら重複奇形の正確な頻度を測ることは困難であるが,諸家の報告ではおしなべて0.1〜0.2%とする者が多く,決して稀有な奇形ではない。しかし,そのうち,重複子宮に加えて重複腟で,かつ一側の腟閉鎖による腟留血腫,さらに同側の腎尿管欠損を合併するという複合奇形を呈する症例は極めてまれである。1950年にEmbrey1)がこのような症例を初めて報告して以来,筆者が文献的に調査したところでは,外国に31例1〜12),本邦ではわずかに2例13,14)(表1)の報告例がみられるのみである。
 そこで,われわれは,本奇形群に類する重複子宮,右側腟留血腫および同側尿路欠損を伴う1例を経験したのを機会に,本症例を詳しく報告するとともに,本例を加えた34例を集計し総説したい。

トピックス

婦人の年齢と妊孕性

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.492 - P.492

 アメリカ合衆国の国勢調査によると,30歳以上で第1子を出産する母親の年齢は1960年で6.8%1),1979年で8%2)というように,高年齢出産化の傾向を示してきている。しかしこれらは社会的要因に由来すると考えられ,このデータから年齢と生殖能力との関係を論ずることは必ずしも容易なことではない。古いデータによると,出産年齢よりみた婦人の妊孕力は25歳がピークであるが,このピークは35歳まで持続するとされている。Jain3)は妊孕力の最高は24歳でその後は30歳まで減少すると報告しており,年齢と妊孕力との関係について月経が存在する期間は全く同じであるとは考えず,年齢と何らかの相関があると考えられてきた。また,Guttmacher4)によれば,初回の妊娠を希望した792例での妊娠までの期間は15〜24歳では2ケ月,35〜44歳では3.8ケ月と,若年者に比して高齢者にはほぼ2倍の期間を妊娠までに要するとし,高齢者の妊孕力の低下を示している。
 このように一般には婦人がある年齢層に達すると妊孕力が低下することは認められているものの,この自然の生殖能に関する報告は少ない。すでに三つのデータを分析し,Leri—don5)は婦人の妊孕性は30歳をすぎると低下すると結論している。しかし,この妊孕性の低下は生物学的な意味で妊孕性が低下するのか,ただ単に性欲や性交回数の減少に由来するのかが判明しない。

胎盤性サルファターゼ欠損症と伴性劣性遺伝を示す魚鱗癬

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.499 - P.499

 妊娠後半期の母体尿中エストリオール(E3)値は,胎児胎盤機能の指標とされている。E3の異常低値(5mg/日以下)は胎児死亡,無脳児あるいは先天性副腎発育不全症などの胎児因子によることが多い。一方,胎盤性サルファターゼ欠損症は,胎児異常を伴わずに胎盤におけるdehydroepiandrosterone-sulfate (DHA-S)から遊離型DHAへの転換酵素であるステロイドサルファターゼ活性が欠如しているために母体尿中E3値が3mg/日以下の異常低値を示す疾患である1,2)。本疾患は,1969年FranceとLiggins3)が最初の1症例を報告して以来現在まで世界各国より64症例が報告されているに過ぎないまれな疾患である。最近,「TextBook of Endocrinology」Williams,R.H.編の最新(第6)改訂版に著者らの文献1)を引用して妊娠中の内分泌代謝異常症として紹介された。
 本疾患の臨床的な特徴は,低エストリオールのため子宮頸管の熟化が障害され予定日超過になりやすく,またオキシトシンなどの子宮収縮剤に対する子宮筋の反応性が悪く有効陣痛が得られず帝切になることが多い。さらに出生児がすべて男児であることから性染色体の関与が考えられ遺伝的にも興味深い。France4)は,文献報告された本疾患の36症例を中心として,臨床的な特徴を概説している。

薬の臨床

子宮癌術後感染症の予防対策に関する検討

著者: 那須健治 ,   水谷重康 ,   藤本宏四 ,   八木秀満

ページ範囲:P.493 - P.498

 子宮頸癌の診断法・治療法は,進歩・確立されつつあり,その罹病率に比して死亡率は年々減少を示している。早期診断法の進歩とともに,抗生物質の出現による手術療法後の感染症の減少も,その一つの要因と考えられる。手術療法の根幹となる広汎性子宮全摘除術は全国的に標準化され,大差のない治療成績があげられるに至っているが,術後障害に関してはなお問題があり,種々の改善策が検討されている。なかでも子宮頸癌の術後感染症としては,尿路感染症と骨盤死腔炎の頻度が高い。前者は術後の膀胱機能回復までに日数を要し,膀胱カテーテル挿入期間の長いことに起因すると考えられている。後者は広汎性子宮全摘除術においては,骨盤腹膜下に広い創腔が生じ,滲出液,血液,リンパ液などの貯留があり,細菌の増殖の場として好適で,抗生物質出現以前には80%以上にもおよぶ発生率があったといわれ1),今日でも根絶を期することが困難である。その対策としてはドレーンによって骨盤死腔からの排液をはかるとともに,術後に予防的な抗生物質の投与が行なわれている。一方,子宮頸癌患者の細菌学的な検索によると,正常者や良性疾患患者に比して,腟内に雑菌の検出率が高く,これらの細菌は創面を通って所属リソパ節に達しているのが確かめられており,手術時に術野にばらまかれる可能性があり,子宮頸癌の手術は有菌手術とみなすべきであるといわれている2)。これらの事実に基づき,広汎性子宮全摘除術施行患者の術前に腟内細菌を検査,同定するとともに,ゼオペン(CB-PC)を投与して術後の感染予防を試みた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

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今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

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今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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