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臨床遺伝学講座
Ⅰ.家系図の書き方
著者: 又吉國雄1 相馬広明1
所属機関: 1東京医科大学産婦人科学教室
ページ範囲:P.476 - P.477
文献購入ページに移動 開講にあたって:従来「遺伝学」はもっぱら医学の基礎的な分野を担っていたが,近年出生前診断や保因者の検索,さらには遺伝相談といった遺伝学の臨床応用が一つの大きな課題となって以来,臨床医学とも密接な関わりをもつようになってきた。
しかし,ことに産婦人科学では不妊や流産を含め,先天異常児の出生前診断や新生児にみられる遺伝性疾患,染色体異常,あるいは先天異常児を出産した婦人の次回妊娠管理,さらに近親婚や遺伝相談の問題など,臨床遺伝学と密接な関係を有しているにもかかわらず,それらの根底をなす遺伝学の知識が十分に活用されているとはいいきれない。
しかし,ことに産婦人科学では不妊や流産を含め,先天異常児の出生前診断や新生児にみられる遺伝性疾患,染色体異常,あるいは先天異常児を出産した婦人の次回妊娠管理,さらに近親婚や遺伝相談の問題など,臨床遺伝学と密接な関係を有しているにもかかわらず,それらの根底をなす遺伝学の知識が十分に活用されているとはいいきれない。
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