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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻7号

1982年07月発行

臨床医のプライマリ・ケア オンコロジー

Primary Physicianと婦人科の癌—子宮頸癌を中心にして

著者: 栗原操寿1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.521 - P.525

文献概要

 英国ではGP (General practitioner)がprimary care physicianとして国民医療の第一線に配置され,国家統制のもとで地域医療を包括するプライマリ・ケアが実践されている。
 アメリカでは一人で大方の病気がmanageできる家庭医(home physician)が社会のニードに応えて,近年数多く育成され,地域医療の第一線に立って幅広いプライマリ・ケア医療が展開されている。そして,レベルの高いGPであるこの家庭医のキャリクラムに,正常分娩を含めた任務を目ざす教育が盛り込まれているという。また地域によっては女性の診療にあたり,アメリカのprimary care physicianは婦人科的内診とVaginal Smearの採取までをルーチンとして行なう試みも実践されているという。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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