icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻8号

1982年08月発行

雑誌目次

指標

赤血球の変形能(その2)—産婦人科臨床よりの考察

著者: 貝原学

ページ範囲:P.583 - P.589

 Ⅴ.産婦人科領域と赤血球変形能
1.胎児ならびに新生児の赤血球変形能
 胎児血(臍帯血)の赤血球の変形能は成人に比較して不良であるという報告が多い。Gross and Hathaway38)は,臍帯血赤血球浮遊液(ヘマトクリット:10±0.5%)の1mlがfilter membraneを通過する時間を測定し,これを赤血球の変形能のindexとした。その結果,成人赤血球ではこの値が4.2±0.8μl/secであるのに対して,胎児赤血球では2.3±0.6μl/secであり,胎児赤血球の変形能は著明に低下していることが明らかにされた(図5)。
 胎児赤血球の変形能は,成人の場合に比較してpHの影響を受けやすい。suspension mediumのpHを7.4から6.8に変化させたところ,成人赤血球の変形能は9.8%低下したのに反し,胎児赤血球の変形能は50%も低下した(図6)。

臨床医のプライマリ・ケア 婦人科疾患と新しい診療術

月経周期異常のプライマリ・ケア—その問題点と対策

著者: 五十嵐正雄

ページ範囲:P.591 - P.594

 月経周期異常は,女性の性器疾患の中で頻度の高い,よくある病気(common disease)の一つである。従ってプライマリ・ケアの第一線にある医師がしばしば遭遇する疾患である。しかも万一診断とか治療に誤りがあると,後でとりかえしのつかないことになることがある。例えば性早熟症の患者に対し「心配ない」とか「治療は不要」とか,「あと1〜2年たったら再診する」からとムンテラした場合,その後骨端線が閉鎖してしまえば,その患者は永久的に小人症になってしまい,その患者の一生はその医師のムンテラを信じたために取りかえしのつかないことになる。もう一例をあげると結核性子宮体内膜炎のために過少月経がつづき,ついに無月経になった女性に,結核という診断をつけずに慢然と2〜3年間毎月ホルモン療法を繰返している間に子宮体内膜の病変は着々と進行し,ついに結核に対する化学療法を始めてもすでに遅く,月経は再開せず,永久不妊になってしまう例がときどき認められる。
 医学上の診断に当って初診の医師の診断が正しくても正しくなくても,2人目,3人目の医師は初診時の診断に影響されやすい。そういう意味でも初診時の診断,いいかえるとプライマリ・ケアの時の診断や治療方針は重要である。

排卵のしくみと病態への対策

著者: 鈴木秋悦 ,   遠藤芳広

ページ範囲:P.595 - P.599

 プライマリ・ケアの観点から排卵障害の病態をみて,その対策を立てることが目的であるが,排卵については,そのメカニズムにも多くの未解決の問題点が残されており,現在の治療法そのものも,必ずしも満足とはいい難いものがある。
 しかし,最近,排卵現象の中でも,従来から一つの焦点とされてきた優位卵胞の選択機序についての内分泌学的研究が進展してきている。この点については,第38回アメリカ不妊学会総会(1982年3月,ラスベガス)で,NIHのG.D.Hodgenが"Dominant Ovarian Follicle"と題して特別講演を行なっているが,無排卵症の病態あるいは治療に伴う過剰排卵—多胎妊娠という重要な問題を解く鍵もそこに在り,今後,さらに詳細な研究が待たれる分野である。本稿では,排卵の成り立ちに関する最近の考えについて簡単に述べ,ついで,具体的な対応策に若干触れた。

小児・思春期婦人科外来にみられる問題点

著者: 矢内原巧 ,   河合清文 ,   大野秀夫 ,   東郷実昌 ,   荒木日出之助 ,   中山徹也

ページ範囲:P.603 - P.607

 思春期医学に対する関心が近年たかまって来ていると同時に小児・思春期外来の設置を要望する声も多い。その背景には性の早熟化傾向や性非行,若年妊娠等の社会的問題のみならず,内分泌学的変化を中心とする性成熟をめぐる機構が徐々に明らかにされ,生殖生理学の基点にある思春期を成熟期,更年期と並んで産婦人科診療の課題の一つとして重視されてきたことにある。思春期はいわば人生の妊孕を目的とした生殖生理の準備段階であり,身体発育とともに正しい機能的成熟が将来の健全な個体に通ずることは論をまたない。従って思春期における疾患のプライマリ・ケアもまた産婦人科領域において極めて重要な役割を果たすことになろう。本稿では小児思春期に特有な疾患を通して小児・思春期外来の問題点をあげ,その背景因子とともに対策について考えてみたい。

更年期・老年期婦人科最近の問題点とその対策

著者: 唐澤陽介

ページ範囲:P.608 - P.610

 何年か前のことだが,地方へ行ってしまうと更年期障害の患者が病院を訪れることは,よほどのことがない限りほとんどなかった。なぜならば,更年期障害などは病気と考える者はいなかったからである。あたかも,多少のことは妊娠にはつきものとして考えられ妊娠中毒症のうちかなりのものが見過されていたのと全く同じように,その時々の環境の変化に,強く影響されるところが大きかったのである。
 更年期障害とは,そんな色彩を色濃く持っている疾患のように考えられるのである。いずれにしても,年寄りの生甲斐を求めて,いろいろなことがいわれているとき,更年期障害の比重はいやが上にも高まりつつあるように思われる。

婦人科の癌—診療の基本に置くべきことと患者・家族とのコミュニケーション

著者: 山崎高明

ページ範囲:P.611 - P.616

 この数年,分娩,アウスの減少による産婦人科の斜陽が叫ばれており,毎年日母の代議員会に出席しても悲観論は聞きこそすれ,抜本的対策はなかなか見当らない現状である。われわれ開業産婦人科医も過去の夢ばかりを追って漫然として手をこまねいていたのでは,しょせん開業助産婦の運命をたどるしかないと思われる。
 今後もはや分娩の増加は望むべくもなく,大都市ほど一日も早く発想の転換をはかり今までの診療形態からの脱却をめざさなければ,専門医として生き残れないのではなかろうか。わが国の産婦人科医療こそ,他科に比して開業医が一般患者のプライマリ・ケアを受け持ち,その重症度によって二次,三次の病院へ順次送り込める体系を確立してもらうことが理想的であるにもかかわらず,当然高度の医療を分担すべきである二次病院級の官公立大病院でさえ,われわれ開業産婦人科を訪れる患者分布にほぼ等しいようなeasyな外来患者や分娩数を集めて競合しているような現状では如何ともしがたく,非常に残念なことである。

プライマリ・ケアに必要な基本手技とその診かた・1

コルポスコピー

著者: 長谷川寿彦

ページ範囲:P.617 - P.619

 子宮頸部病変の診断には細胞診,コルポスコピー,狙い組織診があり,この三者の併用により正確な診断が可能になることは広く認められている。三者の上手な利用が理想的であっても,現実の一般外来診療としては必ずしも常時理想的方法を行なうことは困難である。その理由として,多数の患者を扱う外来では一人一人に多くの時間をかけて検査することが難しいこと,コルポスコピーにおける一般的理解が低いことなどがあげられる。コルポスコピーと細胞診を比較すると,細胞診診断は細胞検査士と細胞診診断医が行なうが,コルポスコピー診断は臨床医がその場で所見を読み取りながら行なうもので,所見の出し方の上手下手が診断に大きく影響する。コルポスコピーに慣れないと,この所見を出すのに時間がとられ,患者一人あたりの検査時間が長くなるが,慣れてくると正常か異常かを区別し,異常所見があれば時間をかけ観察するようになり,一人あたりの時間を短縮できる。上手なコルポスコピーのための基本手技と診断の際の注意事項について述べる。

救急医療のfirst aid

性器の炎症—とくに生殖機能への後遺症を考慮して

著者: 松田静治

ページ範囲:P.600 - P.602

 性器の炎症は,そのリプロダクションへの影響という面からみた場合,重要であり,子宮付属器炎などの骨盤内感染症罹患後の不妊症は社会医学的にも種々の問題を抱えている。一般に女性性器における炎症性疾患はその多くが感染によるものであり,ほかに非感染性の炎症も他科に較べてみると少ないが存在する。たしかに性器は尿路と同じく細菌感染の機会が多く,近年起炎菌,病態の面で,往時に較べかなりの変貌がみられている。
 生殖機能に及ぼす感染症の後遺症については,卵管の疎通性障害(卵管癒着,溜水腫など),子宮腔癒着などを中心に,従来論議されてきたが,これらの後遺症がいかなる機序で妊孕性を低下させるかについては不明の点が多い。本項では性器の炎症を感染症の立場から不妊の問題とからめて以下若干述べてみたい。

臨床メモ

風疹ワクチンと胎児感染

著者: 佐藤直樹

ページ範囲:P.594 - P.594

 妊娠初期の風疹感染は,子宮内の胎児に風疹ウイルス感染を起し,そのため著明な奇形・先天異常をもって生れてくるものを特に先天性風疹児症候群(CRS)と呼んでいる。この胎内感染では,個体の免疫能が未発達のため,風疹ウイルスは生後もながく体内に残存し,水平伝染の感染源にもなりうるといわれている。
 このような胎児の風疹感染やCRSの予防には,非妊時の風疹ワクチン接種以外に方法がない。我国でも1977年から女子中学生にも定期予防接種が実施されているが,それ以外の結婚妊娠する世代は産婦人科医での接種が必要である。しかしワクチンは弱毒化された生ワクチンであるから,ワクチンウイルス自体による催奇形性と胎児感染の問題がある。従って現在ではワクチン接種は妊娠では禁忌とされるのはもちろん,接種前1ケ月間と,接種2ケ後月間の避妊を確実に実行することが必要とされる。しかし,実地臨床ではすべての例でこれらの条件を満たすとは限らず,接種後すぐ妊娠してしまう例もあり,その取扱いが問題となる。しかし,ワクチンウイルスは臨床的にどの程度,胎児感染やCRS発生riskがあるのか不明の点が多い。

臨床遺伝学講座

Ⅲ.遺伝的予後—危険率の考え方

著者: 又吉國雄 ,   相馬広明

ページ範囲:P.621 - P.623

 前号で家系図からの遺伝形式の推定と遺伝形質が伝わる確率すなわち遺伝的危険率(genetic risk)を論じたが,危険率は種々の要因によって不規則なものとなる。今回は危険率を乱す要因1,2)と危険率の考え方について述べる。

教室だより

教室における内分泌学的,免疫学的研究

著者: 森憲正

ページ範囲:P.624 - P.625

 宮崎医科大学は昭和49年に創設され,本年春に3回目の卒業生を出したばかりの,新設医科大学であり,その産科婦人科学講座は昭和50年4月に開講された極めて新しい教室である。昭和52年10月末に開院した附属病院の開設準備に多くの労力と時間をさかれ,病床,人的資源,予算は既設大学のそれとは程遠い状況下にあり,卒前教育にやっと間に合う程度のものであったが,それでも来年は開学10周年記念行事が予定されており,本年は産科婦人科学教室開講7周年に当る。
 卒前教育にも事欠く程の状況下では,研究などおこがましいとも考えられるが,医学部としての教育,臨床,研究の任務の一端として当教室で行なって来た研究について紹介し,これを基礎として,今後の足がかりにしたい。

原著

エネルギー代謝からみた卵細胞の物質代謝—酵素的サイクリング法の応用

著者: 堤治 ,   佐藤和雄 ,   木下勝之 ,   坂元正一

ページ範囲:P.627 - P.633

 1978年Steptoeによる世界最初の体外受精児の誕生1)以来,いわゆる試験管ベビーが,その臨床応用の是非を含めて大きな話題となっている。試験管ベビーは,体外受精の研究の卵管不妊に対する臨床応用の一つであるが,卵が成熱し排卵受精を経て着床に至る過程は生殖生理の原点であり,その研究は不妊不育症あるいは受精阻止法の研究ともなり,さらに発生異常すなわち先天異常発現予防の基礎的研究ともなりうるわけで,産婦人科学の基礎,臨床の面から最も興味深い分野の1つである。
 卵が母体外でも生存しうるという事実として,哺乳動物卵の卵割分化が血漿培地で起こることが観察されたのは,1910年代のことであった。以後多くの研究者たちによって,卵の培養に必須な物質が解明され,人工培地が完成された。これらの知識を基礎として,体外受精の研究は発展し,その臨床応用として,試験管ベビーの成功がもたらされた。

単腎患者の妊娠・分娩

著者: 花岡仁一 ,   湯沢秀夫 ,   佐藤芳昭 ,   梶野徹 ,   広橋武 ,   丸橋敏宏 ,   竹内正七

ページ範囲:P.635 - P.638

 妊娠は母体の全身に特異的な変化をもたらす。とりわけ腎に対してはときとして重大な影響を及ぼし,重症妊娠中毒症による腎障害のため妊娠を中絶せざるを得なかったり,また中毒症後遺症により分娩後も腎障害に悩んだりすることも少なくない。
 この意味において,妊婦が単腎の場合,母児とも健康に妊娠・分娩を終了することができるかどうかは産科医にとっても大いに危惧するところである。

トピックス

卵巣の広汎な浮腫

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.634 - P.634

 1969年Kalstoneら1)により,下腹痛,不妊,男性化などを伴った卵巣の広汎な浮腫を認めた4例を報告されて以来,同様な症例が多く報告されるようになった。
 最近,Slotkyら2)は,2例を報告している。すなわち,第1例は18歳未産婦,腹部の進行性肥大で入院した。月経も初経13歳,以後正順,生来著患は知らなかった。骨盤内に腫瘍を触知,腹水および胸水を認めた。腹水6,000mlを排除,左卵巣は13.5×11.5×9cm,550gに肥大していたので摘出したが,実質は広汎な浮腫を認める以外,悪性所見は認められなかった。第2例は13歳の少女で,右下腹痛で入院した。患者は数カ月来,間歇的な下腹痛を認めた。虫垂炎の疑いにて開腹せるに,虫垂は正常,右卵巣の茎部の一部が捻転をして7×3.5×3.0cm,57gに肥大していた。組織学的にも卵巣が浮腫を認める以外とくに異常所見はみられなかった。

子宮に存在するエラスチン(弾力線維)の意義

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.638 - P.638

 ヒト子宮は,解剖学的な構造および生理的な機能相体部と頸部に大別される。子宮体部は,主として筋線維から成るが,頸部は筋線維がほとんどなく結合線維から構成されている。子宮体部に豊富に存在する筋線維は,線維成分であるエラスチン(弾力線維)とともに,妊娠による子宮腔の拡大にともなう子宮壁の伸展に関与する。一方,子宮頸部に存在する結合線維は,妊娠,分娩時における頸管の軟化あるいは熟化に関与する。
 子宮頸部の主な結合組織は,線維成分のコラーゲン,レチクリン(細網線維)およびエラスチン,基質成分のプロテオグリカン(酸性グリコサミノグリカンであるヒアルロン酸など)および細胞成分の線維芽細胞,肥満細胞などから構成されている1)

症例

Vaginal Sarcoma Botryoidesの1例—細胞学的考察を中心に

著者: 松田稔 ,   丸山雄造 ,   壬生倉勝

ページ範囲:P.639 - P.645

 Sarcom Botryoidesは非常に稀な,しかも悪性度の高い非上波性の腫瘍で,そのほとんどが小児腟腫瘍として出現し,90%は5歳以下で,その2/3は2歳以下に見い出される。
 この腫瘍は1854年Guersant1)により腟腫瘍として最初に記載されて以来欧米では190例余りが報告されている。本邦では昭和7年杉田2)が初めて発表し,その後約20例余りの報告が見られるのみである。

薬の臨床

切迫流産等の初期異常妊娠におけるhPLとE3−16—G—高感度ラテックス凝集反応による血清hPLの測定

著者: 坂井千秋 ,   大森研二 ,   本庄英雄 ,   岡田弘二

ページ範囲:P.647 - P.650

 妊娠中胎盤は,物質通過,交換機能,代謝および産生機能などの機能をもち,胎児の生命,発育に重責をなしている。このような意味において,近年胎盤機能検査が,重要視されるようになってきた。このうち胎盤自体の検査法の代表的なものの一つとして,血中hPL値の測定がある。また,胎児胎盤系の検査法としては,尿中エストロゲン値の測定が,その代表としてあげられる。
 hPL (Human Placental Lactogen,hCS=Human Chorionic Somatomammotropin)は,胎盤のsyncytio—trophoblastで産生,分泌されるホルモンである。体内半減期が非常に短く,10分から30分以内と言われ,胎盤機能によってその値が変動するため,胎盤機能を知る有力な一つの指標とされている1)。妊娠後半においてはその測定が,最近汎用されてきたが,妊娠初期においても,異常妊娠とくに切迫流産,絨毛性疾患などの診断,予後判定についての有用性の報告が散見されるようになってきた2〜4)。これは,hPLの測定法自体の進歩によるもので,以前はRIA5),HAR6),HAIR7)などが用いられたが,最近ラテックス凝集反応(スライド法)が開発され,今回さらに高感度のラテックス凝集反応も開発されたため,その簡便,迅速さのために,初期異常妊娠におけるhPLの測定もこれから盛んに行なわれ,日常臨床に役立つものと思われる。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?