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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻8号

1982年08月発行

文献概要

原著

単腎患者の妊娠・分娩

著者: 花岡仁一1 湯沢秀夫1 佐藤芳昭1 梶野徹1 広橋武1 丸橋敏宏1 竹内正七1

所属機関: 1新潟大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.635 - P.638

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 妊娠は母体の全身に特異的な変化をもたらす。とりわけ腎に対してはときとして重大な影響を及ぼし,重症妊娠中毒症による腎障害のため妊娠を中絶せざるを得なかったり,また中毒症後遺症により分娩後も腎障害に悩んだりすることも少なくない。
 この意味において,妊婦が単腎の場合,母児とも健康に妊娠・分娩を終了することができるかどうかは産科医にとっても大いに危惧するところである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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