icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻9号

1982年09月発行

雑誌目次

指標

排卵のメカニズムから排卵障害への対応まで

著者: 岡村均 ,   神崎秀陽 ,   奥田雄二 ,   川村直行 ,   東條伸平

ページ範囲:P.657 - P.667

 種の存続という生物の存在目的にとって,排卵現象は最も重要な過程の一つであり,従ってその調節機構は巧妙精緻を極めている。中枢神経系—間脳—下垂体—卵巣といった身体の各部位が,Gn-RH,FSH,LHなどのtrophic factorsの放出や,あるいは逆にend-productsであるprogesteroneやestrogenのnegativeさらにはpositive feed-back機構を介して,みごとなharmonyを奏でていることがその液性調節機構として重要である(図1)。さらにこれらの調節が順調に運行されてLHsurgeが発来し,これが卵胞にその作用を及ぼしはじめてから実際に排卵が起るまでには,卵胞という場で,その多様な構成成分によって発現される種々の機能が,これまたみごとに統合調和のとれた状態にあることが排卵に不可欠といえる。以下に,このLHsurgeから排卵までの変化とそのmediatorについて,卵胞という場の生物学的立場から概説させていただくとともに,さらにこの概念から得られた排卵に必須な現象に障害をおよぼす因子を排卵障害の原因としてとらえ,その対応策を考えてみたい。

臨床医のプライマリ・ケア 産科診療における偶発合併症対策

妊娠継続の判断基準と継続後の具体的ケア—心疾患を合併しているとき

著者: 榊原繁樹 ,   宇津正二 ,   石田崇彦 ,   千葉喜英

ページ範囲:P.669 - P.675

 最近は,先天性心疾患の根治手術手技が飛躍的に向上し,これら根治手術後の女性が妊孕可能年齢に到達して来ており,また後天性弁膜疾患に対する治療も,弁切開,弁置換術等が充分に行なわれるようになり,心疾患を持った女性の妊娠に遭遇する機会が増大しつつある。
 本来心疾患を持った女性は,妊娠する以前に,循環器専門内科,外科医による充分なる管理,screeningを受けた上で妊娠許可をされるべきであるが,時として,これらの心機能の評価を受けることなく,すでに妊娠している例が少なくない。従って心疾患患者が妊娠した場合,まず妊娠継続が可能か否かを判断することが最初のポイントとなる。

妊娠継続の判断基準と継続後の具体的ケア—腎疾患を合併しているとき

著者: 松浦俊平

ページ範囲:P.676 - P.678

 妊娠時の腎疾患合併は妊娠中毒症罹患の頻度が高いことを含め,母児の予後とくに児の予後に著しい影響を及ぼすためプライマリ・ケアが問題となる。
 妊婦の初診時あるいは妊娠の前半期に,蛋白尿,高血圧,尿円柱の存在などから腎疾患の合併が見出された場合は,妊娠を継続することによって腎疾患自体が悪化しないか,妊娠の予後に対する影響はどうか,また妊娠を継続するとしてもどの程度のcareを要することになるのか,などを総合して継続か中継かの判断をしなければならない。継続と判断した場合でも,妊娠経過中に症状が重症化してやむえず断念しなければならないことも起こりうる。さらに近年では,透析と腎移植が比較的安全に行なわれるようになって慢性腎疾患患者の予後が改善されたため,ますますこれらの判断についても複雑なものとなってきている。

妊娠継続の判断基準と継続後の具体的ケア—妊娠中毒症の場合

著者: 福田透 ,   飯沼博朗 ,   堀口隆彦 ,   北村文明

ページ範囲:P.679 - P.683

 今日,プライマリ・ケアと云う言葉は,一般臨床でも汎用され,その重要性についての認識も次第に深められつつある。しかし第一線における対応については救急医療と共になお多くの問題点が残されている。
 幸い妊産婦については,わが国ではほとんどの症例は何等かの形で妊娠初期から指導管理を一応受けている。その点プライマリ・ケアの体制作りは整ってはいるが,他の分野と同様に改善すべき点が指摘されている。

妊娠継続の判断基準と継続後の具体的ケア—糖尿病合併妊娠の場合

著者: 浜田悌二 ,   松元敏博

ページ範囲:P.684 - P.686

 糖尿病をもつ婦人の妊娠では,その周産期の児予後は未だ正常婦人のそれに及ばない。それだけではなく,血管合併症を有する婦人の場合,妊娠によるその増悪の結果,胎児予後のみでなく,母体の長期予後を悪化させることがあり,妊娠そのものに慎重な配慮を要することがある。従って,糖尿病婦人の妊娠に際しては母児双方の立場から妊娠継続の限界を検討しつつ妊娠の維持をはからなければならない。今回は,各種の妊娠継続に影響を与える因子のうち,妊娠によって影響される母体側因子について述べる。

児に影響を及ぼす感染症—TORCH症候群への対策

著者: 鈴木雅洲 ,   浜崎洋一

ページ範囲:P.687 - P.690

 近年の感染症に対する化学療法剤の進歩には,いちじるしいものがあり,それに伴い細菌性疾患や結核・梅毒などの慢性疾患が妊娠に与える影響がきわめて少なくなって来たと同時に,ハイリスク妊娠に対する管理・治療の発達や新生児管理の進歩により,未熟児の救命率のいちじるしい上昇が認められてきた。現在残されている問題は,2,500g未満の出生によると思われる,多くの新生児死亡であり,これらは,母体に全く症状を示さないか,または,とるにたらない症状を示す感染によるものが大部分を占めていると思われる。胎児新生児に致死的効果を示さない多くの感染は,中枢神経系の障害を起こすと考えられ,特に胎児に対しては,妊娠初期の器官形成期(臨界期)における特定の微生物感染は,母体には重篤な感染症状を示さず,胎児先天異常の原因となりうる。妊娠全期間を通じて持続的に発育・発達する中枢神経系は,妊娠後期の感染でも,胎児の発達障害・発育遅延をきたす可能性があり,母体が何らかの感染症に罹患すれば,多くは胎児にも感染することが考えられ,胎児の先天感染により,胎内死亡児・先天異常児・先天感染児や発育遅延児を出産しうる。従って,胎児に影響を及ぼす感染症に対して,予防・診断法などを確立することが,一般臨床医の混乱や妊婦への不安を解消することとなりうるが,現在各種施設で行なわれているTORCH検査法が必ずしも正しいとは言い難いことが昭和57年2月に厚生省心身障害妊婦管理研究班により開催された「TORCH症候群検査法」の講習で話題になり,そのことを中心に述べてみたい。

児に影響を及ぼす感染症—HBウイルス感染母体への対策

著者: 能登裕志 ,   川島吉良 ,   寺島綾子 ,   豊川秀治 ,   松下寛 ,   竹廣晃 ,   西田光宏 ,   賀古真 ,   金井弘一

ページ範囲:P.691 - P.694

 近年B型肝炎ウイルス(HBV)の研究が進み,その感染形式も明らかになってきた1,2)。産婦人科臨床に携る医師の知識も進み,現在殆んどの妊婦が,HBs抗原のチェックをうけていると思われる。それに伴い,HBs抗原陽性妊婦に遭遇する機会が増えたので,その対策について述べたい。また,われわれが地域の産婦人科医会と協力して実施している,HBs抗原陽性妊婦の登録管理も紹介したい。HBs抗原が陽性の場合,後述するHBe抗原の有無により,対応が違ってくるが,1)妊婦自身の管理,2) medical staff及び他の患者への感染予防,3)新生児への感染予防の3点について考慮すればよいと思う。

専門医へのコンサルテーション

著者: 新井正夫

ページ範囲:P.695 - P.697

 最新の医療技術を導入して最良の医療を要求される総合病院では,医療の細分化と分業が進み,組織と規模の拡大は,ますます医療を複雑化しつつある。一方,患者側からみれば,いかに最新の医療機器を設置し,病院事務の機械化を行なっても,病気そのものが治りやすくなったり,良い治療を受けているとは必ずしも思っていない。
 従来,診療科の選択は,患者自身の判断で選ぶか,病院受付で無責任に分配されていた。細分化された診療科を選ぶことは,高度な医療を受けるべく来院する患者にとっては甚だ迷惑なことである。これは医療を一つのシステムとして考えて管理されていないからかもしれない。病院内に発生する種々雑多の情報の処理,伝達,管理などについても同じことがいえる。

患者・家族とのコミュニケーション—主に分娩異常および新生児異常の場合

著者: 真木正博 ,   五十嵐信一

ページ範囲:P.698 - P.701

 相手がある場合,双方が納得のいく条件の許で物事の処理が行なわれるというのが,現在での一般的常識である。そして,一方的であるというのは極端に嫌われる世相である。特に,一般に強者と思われている立場からの押し付け的行為は,強く反発されることが多い。医師には,実は医師なりの悩みや弱みもあって,決して,万能でも強者でもない立場にあるのであるが,一般には患者に対して,医師は強者として取り扱われることが多い。以上のようなわけで,医療にあたっては,患者やその家族との良いコミュニケーションが強く要求される。以下,産科医療の特殊性について述べ,次に分娩異常や新生児異常における場合の家族や患者とのコミュニケーションのあり方について述べることにする。

内分泌異常産婦に対するケア—内科学の立場から

著者: 森本勲夫 ,   長瀧重信

ページ範囲:P.702 - P.705

 内分泌疾患の婦人は妊孕性が低く,妊娠と内分泌疾患の合併は比較的稀で,臨床医はしばしば妊産婦の管理に当惑することが多い。内分泌疾患の早期の診断および妊娠,新生児への適切な治療は母体,胎児,新生児の障害を予防できる。しかし,妊娠に伴う理学的所見の変動,生理的な血中ホルモンの変動,ホルモンの生理作用,胎盤通過性等を理解していないと内分泌疾患の病態把握,診断,妊婦,新生児の管理が困難である1〜3)。本論では妊婦にみられる内分泌疾患の診断,および妊婦,新生児の管理について述べる。

対談 プライマリ・ケアの実践とその問題点・3

プライマリ・ケア医師の養成と産婦人科

著者: 玉田太朗 ,   竹内正七

ページ範囲:P.706 - P.712

 竹内 産婦人科とプライマリ・ケアという問題で,最初に「臨床婦人科産科」の編集委員で座談会を行ないました。そのあと,藤沢で開業されている宮川先生,仙台永井病院の永井先生と対談を行ない,それぞれの立場から問題提起をしていただきました。
 今日は,自治医科大学で「産婦人科とプライマリ・ケア」という問題について,大変に熱心に研究を進めておられる玉田教授にお話をうかがいたいと思います。

プライマリ・ケアに必要な基本手技とその診かた・2

細胞診

著者: 藤井純一

ページ範囲:P.713 - P.715

 最近プライマリーケアという言葉が汎用されている。どういう意味かその解釈にもよるのであろうが日野原2)によると,「患者とその家族の健康を保持するため,主として家庭医によって提供される全人的な医療サービス」といわれている。従って臨床医のプライマリケアと細胞診といわれると,細胞診の専門医ではないが,吾々産婦人科医が細胞診による癌の検診を行なうに際して,これ丈は知っておかねばならぬ諸注意と解釈して,以下2〜3述べて見たい。

トピックス

Apgar Scoreは仮死の程度を示さない

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.716 - P.716

 今日では生後まもない新生児の所見を知る方法としてApgar scoreが考案され,臨床的にも広く応用されて来ている。これまでの多くの研究によると,生後1分目のscoreは新生児死亡を判定する上に重要であり,5分目のscoreはその後の神経学的異常の予知に重要であるとされて来た。
 Meyersら1)の研究によると,新生児の急性神経障害は分娩以前の胎児期での重症酸素欠乏症から来るもので,出生後の新生児自身の酸素欠乏症に由来するものは稀れであるとのべている。そこで,Sykesら2)は,high riskの母親から生まれた新生児の臍帯血中の酸塩基平衡とApgar scoreとの関係を調査した。1981年4月より6月までの間に1,210例の新生児が生まれたが,このうちの1,039件の臍帯血を採取し測定した。臍帯動脈血(899例)の平均±1(SD)値はpH7.20土0.08,base deficit8.33±3.97m mol/lであった。同様に臍帯静脈(1,027例)ではpH7.31土0.08,base deficit 6.12±2.99mmol/lであった。125例の新生児は臍帯動脈のbase deficitは12mmol/l以上を示し,このうち77例は臍帯動脈で7.11以下とhigh risk groupに属していた。これは分娩時に重症なacidosisを示し,その後も重症なacidosisが持続した。

臨床遺伝学講座

Ⅳ.遺伝相談のすすめ方(1)

著者: 又吉國雄 ,   相馬広明

ページ範囲:P.718 - P.720

 前回までに家系図からの遺伝形式の推定,さらに危険率の考え方を述べたが,今回より2回にわたり,それらの知識を踏まえてどのように遺伝相談を行なうかということを論じたい。

臨床メモ

胎児の尿路閉塞に対する子宮内治療

著者: 貝原学

ページ範囲:P.721 - P.721

 胎児に認められる異常のうち,ある種のものは,胎児の時期から治療を開始することによって,児の予後が著しく改善されることが知られている。Rh式血液型不適合による胎児溶血性貧血に対して,胎児の腹腔内へ赤血球を輸血する方法は,その代表的な例であり,その他に,胎児のメチルマロン酸尿症に対して母体に大量のビタミンB12を投与する方法1),胎児の甲状腺機能低下症に対して羊水中にサイロキシンを投与する方法2)ならびに胎児の発作性頻脈に対して母体にジゴキシンを投与する方法3)などをあげることができる。
 解剖学的な異常(奇形)が胎児に存在する場合についても,それを胎児の時期に治療すれば予後を改善することができる場合も想定されるが,胎児の時期に診断すること自体が極めて困難であり,治療とはほど遠いのが実情であった。しかし,最近の超音波による診断技術の発達に伴い胎児の奇形のあるものは比較的容易に診断することができるようになった。胎児の尿路系の閉塞性疾患はその一例であり,胎児期に発見される率が増加しつつある。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?