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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科36巻9号

1982年09月発行

臨床医のプライマリ・ケア 産科診療における偶発合併症対策

内分泌異常産婦に対するケア—内科学の立場から

著者: 森本勲夫1 長瀧重信1

所属機関: 1長崎大学医学部第一内科

ページ範囲:P.702 - P.705

文献概要

 内分泌疾患の婦人は妊孕性が低く,妊娠と内分泌疾患の合併は比較的稀で,臨床医はしばしば妊産婦の管理に当惑することが多い。内分泌疾患の早期の診断および妊娠,新生児への適切な治療は母体,胎児,新生児の障害を予防できる。しかし,妊娠に伴う理学的所見の変動,生理的な血中ホルモンの変動,ホルモンの生理作用,胎盤通過性等を理解していないと内分泌疾患の病態把握,診断,妊婦,新生児の管理が困難である1〜3)。本論では妊婦にみられる内分泌疾患の診断,および妊婦,新生児の管理について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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