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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科37巻1号

1983年01月発行

グラフ 胎児奇形の映像診断

水頭症と水無脳症

著者: 永谷みどり1 井手信1 浜田悌二2

所属機関: 1聖マリア病院産婦人科 2久留米大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.4 - P.5

文献概要

 超音波は胎児に対する非侵襲的かつ安全な検査法として,胎児各臓器の異常診断に汎用され,治療方針を確立することさえも可能になってきた。頭蓋内異常についても例外でなく,代表的中枢神経系奇形である水頭症(hydrocephalus)は重症であっても治療可能であるのに対し,水無脳症(hydranencephaly)は現状では治療不能であり,両者の鑑別は重要である。今回は主に,われわれが経験した水無脳症について,超音波像を中心に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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