icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科37巻1号

1983年01月発行

産婦人科医療--明日への展開 生殖のコントロール--不妊治療への展望

Case Study--明日への対策をめぐって

続発性不妊

著者: 林方也1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学産婦人科教室

ページ範囲:P.55 - P.58

文献概要

 治療に際して,まず続発性不妊の特質を把握することが必要である。表1の如くその頻度は上昇傾向にあり原発に比して2:1,年齢は30歳以前,ほぼ3年以内に来院するものが多く,妊娠率は原発不妊に対して高い。
 先行する妊娠については表2の如く,分娩,流産がほぼ同率であり,人工中絶も約20%にみられる。再妊娠率は分娩後の症例に高く,流産,中絶の順に低下し,外妊後は当然のことながら低率である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら