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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科37巻10号

1983年10月発行

産婦人科医療--明日への展開 診断基準--新しい局面

Ⅱ.産科篇

超音波断層法による分娩に対する産道要因の評価

著者: 小柳孝司1 原賢治1 中野仁雄1

所属機関: 1九州大学医学部婦人科学産科学教室

ページ範囲:P.709 - P.714

文献概要

 分娩はそれを構成する種々の要因の交互作用が織りなす現象とみなすことができる。
 Friedmanのパルトグラムはこのような分娩過程の側面を巧みにとらえた客観性のある記述法である1)。ヒトにおける分娩過程の普遍的な傾向をこのような形で理解し,逸脱した一群のものに対して,例えばArrest disor—derやProtraction disorderなどの,いわゆるDysfunc—tional laborの概念で把握することは全例を対象としたスクリニングの手段としては実に理に適ったものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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