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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科37巻11号

1983年11月発行

産婦人科医療--明日への展開 病態生理の新しい理解

Ⅰ.婦人科篇

神経性食欲不振症

著者: 三宅侃1 川村泰弘1 青野敏博1

所属機関: 1大阪大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.797 - P.800

文献概要

 神経性食欲不振症は,精神心理的異常が根底にあり,思春期に発症し,その発症前後から無月経や体重減少を伴うため産婦人科を訪れることが多い。しかし本症の概念が明確でなく,治療法も確立されていないのが現状である。現在厚生省では難病の1つとして本症をとりあげ,研究班を組織し,その病態の解明や有効な治療法の確立をめざしている段階である.以下,本症の概念や現在理解されている病態,とくに間脳—下垂体—卵巣系機能を中心に,我々の成績を含めて述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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