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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科37巻5号

1983年05月発行

産婦人科医療--明日への展開 Pre-Pregnancyの諸問題

合併症婦人の妊娠対策—甲状腺疾患

著者: 望月眞人1

所属機関: 1神戸大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.344 - P.346

文献概要

 甲状腺は性成熟期になると重量がまし,思春期にはその機能もたかまる。他方,甲状腺疾患は男性に比べてはるかに女性に多く,しかも卵巣の機能や女性ホルモンの分泌が大きく変動する思春期や月経周期の各時期また妊娠時に好発することなどはよく知られた事実である。
 つまり,女性の性機能と甲状腺機能との間に,密接な関係のあることが推察されうるが,ここでは,女性の生殖内分泌分野における甲状腺の意義とその疾患の管理について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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