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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科37巻6号

1983年06月発行

雑誌目次

グラフ 胎児奇形の映像診断

胎児水腫

著者: 原賢治 ,   小柳孝司 ,   中野仁雄

ページ範囲:P.382 - P.383

 胎児水腫は全身性の皮下浮腫,種々の程度の腔水症を主徴とする症候群で,病因としてはRh不適合妊娠による胎児赤芽球症をはじめとして,心疾患やリンパ系の異常,胎内感染など多くの原因が報告されている1,2,3,4。典型的な胎児水腫においては,超音波断層像で,頭部・躯幹・四肢などの皮下浮腫,胸水や腹水の貯留,胎盤の浮腫が観察されるため,その診断は比較的容易である。しかし,これらの特徴的な所見の出現順序やその程度は極めて多様・多彩である5)ため,時には診断に当惑することもある。ここでは,自験例3症例を呈示し,その超音波所見について報告する。
 症例1は妊娠27週,子宮底長が異常に増大してきたため,超音波検査を受け,胎児水腫と診断された。皮下浮腫,胸水,胎盤の浮腫と少量の腹水を認めたが,その他には形態異常はなく原因不明の胎児水腫と判断された。児は妊娠34週で出生し,2時間後に肺拡張不全のため死亡した。剖検でも胎児水腫の原因を示唆するような所見は得られなかった。胎盤は900gで明らかな浮腫状を呈していた。

指標

産科shockに対するheparin療法について

著者: 雨宮章

ページ範囲:P.385 - P.388

 妊婦では,妊娠による血液凝固性亢進の影響と共に,胎盤,羊水などthromboplastin様物質が多量に増加することによって,D.I.C.を起こしやすい状態にあると考えられている。産科shockの多くのものは,大出血による出血性shockで,この出血性shockにD.I.C.が続発することが時々みられる。この場合,shockはD.I.C.を促進し,D.I.C.はshockを増悪させるという悪循環を起こしやすく,患者は重篤な状態となる。ことに分娩時の大出血では,出血を起こしている広汎な創面が存在すること,一般に産科的D.I.C.は経過が非常に急激であることなどの理由で,抗凝固療法の適応が極めてむずかしい場合が多い。誤った抗凝固療法を行うことは,出血をむしろ増加させ,shockを増悪させて生命を危険にするおそれがある。したがって,産科shockの際のD.I.C.に対するheparin療法の適応となる症例は,かなり限られた疾患となり,またheparinの投与は慎重に考慮して決定する必要がある。

産婦人科医療--明日への展開 ホルモンレセプター レセプター--その基礎

ホルモンレセプターをめぐる問題

著者: 須川佶

ページ範囲:P.389 - P.392

 長い進化の歴史を辿ってきた人類には,種属保存を目的とした生命維持と生殖の機構が分化確立し,身体構造的にもそれぞれの目的をもった各臓器が形成され機能の分担が行われるようになっている。こうした生体においては,必然的に臓器相互の機能的調和が要求され,そのCo-ordinatorとして神経性・内分泌性の調節機構が作動している。すなわち神経分泌も含め,広くホルモンと呼ばれる情報伝達物質が特定の部位で産生され,体液中を流れてそれぞれのターゲット(標的)に到達し,定まった型の効果として"ホルモン作用"を発現している。
 1961年Jacob & Monod1)によりモデル化された遺伝子(DNA)における蛋白合成の制御機構に端を発した分子生物学は,機能の発現を特定分子の生成で説明しようとする発想を生み出し,ホルモン作用の研究も新しい方向へと展開されはじめた。

黄体化ホルモン放出ホルモンとゴナドトロピンの受容体

著者: 仲野良介

ページ範囲:P.393 - P.399

 視床下部から分泌される黄体化ホルモン放出ホルモン(LH-RH)や下垂体前葉から放出されるゴナドトロピン(FSH,LH)が性周期の発現に主要な役割を演ずることは言をまたないが,下垂体前葉におけるLH-RHのレセプターや卵巣における卵胞刺激ホルモン(FSH)および黄体化ホルモン(LH)のレセプターが量的に変動を示すことが近時,明らかにされ,このことが性周期発現の一因として注目されている。つまり,性周期の発現は視床下部性のLH-RHや下垂体性のFSH,LHの量的変化とともに,その標的器管におけるレセプターの変化,すなわち,下垂体前葉におけるLH-RH受容体や卵巣におけるゴナドトロピン(FSH.LH)受容体の量的変化があいまって招来されることが明確となってきた。
 また,LH-RHが卵巣のレベルでゴナドトロピン(FFSH,LH)の作用を阻害するという事象も最近,多くの研究者達の興味を集めているが,卵巣にLH-RHのレセプターが存在し,卵巣の機能を左右することが報告されている。

エストロゲン

著者: 加藤順三 ,   三橋直樹

ページ範囲:P.409 - P.414

 Karlsonの遺伝子活性説すなわちホルモンがgeneに直接作用すると考える説に続いて,1962年にJensenとJacobsonのレセプター説1)が発表された。トリチウム標識エストラジオールをラットに注射すると,子宮ではエストロゲンの選択的取り込みが見られることから,特異的なホルモンの取り込み機構の存在が推定され,ホルモン→レセプター→遺伝子という作用機構が提唱されたのである。次いでToftとGorskiらによってラット子宮可溶性分画より,9.5Sの沈降定数をもつタンパク性のエストロゲン結合巨大分子が分離された2,3)。その後同様の結合分子がエストロゲン標的組織である腟,卵管,乳腺,視床下部,下垂体前葉に,さらに卵巣黄体,睾丸の間質細胞に高濃度に分布していることが明らかになってきた。このような結合分子がレセプターと呼ばれるためには2つの基本的条件があると考えられる。第1に信号識別(signal discrimination)ならびに結合(bind—ing)であり,第2に結合に続くホルモンレセプター間の相互作用が標的細胞に特定生物反応をもたらす連鎖反応のきっかけを与えることである。しかしこの生物反応が起こることを確かめるのはなかなか困難であり,標的組織でのステロイド作用発現にステロイドとこの結合分子が結びつくことが密接に関連することが明らかになった今日では,レセプターの定義は次の条件であろう。1)結合特異性(specificity),2)きわめて高い結合親和性(high affinity),3)結合部位数(number of binding sites,NBS)は一定であること,4)組織に高濃度に含まれること(組織局在,tissue localization),さらにステロイドレセプターの場合には,5)生化学的に分離された,という条件が必要である。

プロゲステロン

著者: 岡田弘二

ページ範囲:P.415 - P.420

A.プロゲステロンの効果発現とプロゲステ ロンレセプター
 最近ホルモンレセプターに関する研究は著しく進歩したがこれはステロイドホルモンレセプターの研究の発展に負うところが大きい。そしてステロイドホルモンとステロイドホルモンレセプターとの結合はエストロゲンを中心に研究が進められたが,レセプター結合以後の段階でのステロイドホルモンの効果発現機構についてはプロゲステロンについてなされたO’malleyらの研究成果に負うところが多い。しかしいずれにせよステロイドホルモンは,それがエストロゲンであれプロゲストーゲンであれ,またさらにアンドロゲン,コルチコステロイドであれ,それらの作用はいずれも以下の過程をへて発現することが知られるようになった(図1)。
 1)ステロイドが標的組織中にあるホルモンレセプターと結合してレセプター・ステロイド複合体(RS複合体)を作る。 2) RS複合体は活性化を受けR'S複合体となり核内に移行する。 3) R'S複合体はクロマチンに働いて特定のmRNAを増加させる。 4)増加したmRNAは特定の蛋白を増加しその結果ホルモン効果が現れる。

Case Study--臨床との関連をめぐって

男性ホルモン受容体異常症(睾丸性女性化症候群)

著者: 脇本博 ,   青野敏博 ,   松本圭史 ,   高安進

ページ範囲:P.421 - P.424

 睾丸性女性化症は性染色体がXYで,腹腔内に睾丸を有し,外性器は女性型を呈する。思春期には正常女性と同様に乳房の発育がみられ,男性化徴候は出現しない。腋毛,陰毛はほとんど認められない。このような睾丸性女性化症の症状は,胎生期または思春期に男性ホルモン作用が発現されていないことを示唆する。本症の病因として,1)睾丸における男性ホルモン分泌能の低下,2)男性ホルモンに対する標的器官の感受性の低下の2つが考えられるが,本症の患者睾丸のテストステロン合成能は正常男子と同様良好であることが明らかにされた1)。そこで標的器官のホルモン感受性の低下が本症の病因として重要視されるようになった。近年,Bullock2),Griffin3)らの研究により,本症の男性ホルモン不応は男性ホルモンレセプターの欠損に起因するものであることが証明された。したがって,睾丸性女性化症の確定診断には,アンドロゲンレセプターの検索が不可欠と考えられる。しかし,実地臨床の場でアンドロゲンレセプターの測定が,本症の鑑別診断に利用されたという報告は未だ見られない。我々は正常のヒト皮膚由来培養線維芽細胞中における5α-dihydrotcstosterone(DHT)に対するレセプターをデキストランーチャーコール法によって検索し,その最大結合部位数(B max)ならびに解離恒数(Kd)をScatchard分析によって求め,その正常値を決定した4)。同様に睾丸性女性化症および外性器異常を伴う内分泌異常疾患,染色体異常疾患を有する患者の皮膚由来培養線維芽細胞中のDHTレセプターを検索し,正常値と比較対照することにより睾丸性女性化症の診断に本検査法を応用した。本稿では,睾丸性女性化症の病像を解説した後,本検査法の実際的な使用例について報告したい。

子宮内膜癌

著者: 玉舎輝彦

ページ範囲:P.425 - P.429

 Ⅰ.steroid作用機構に関連したreceptor測定の意義
 内膜癌とsteroidの関係についてみると,estrogenは発癌性や癌発育の面から,progestogenは内分泌治療の面から興味がもたれてきた。まず内膜癌で臨床的に知られているのは,組織学的分化度が低下するほど予後さらには合成progestogenによる治療成績が悪いことである。このことと関連して,合成progestogenはproge—sterone receptor (PR)を介して作用が伝わるであろうという見解から,内膜癌でPRやその他のsteroid re—ceptor〔estrogen receptor (ER),androgen receptor(AR)〕を測定し,これらと組織学的分化度との関係,及び組織学的分化度よりもprogestogen治療の反応性のより良きインジケイターとなる可能性について検討されてきた。estrogen,progestogen,androgenは相互に協同作用をする1)から各種steroid receptorを同時に測定する必要がある。いろいろ報告されてきたが我々の成績を含めcytosolのER,PR,AR量及び検出率は組織型が未分化になるほど少ない傾向を示している2)(図1)。この場合,各種,分化度の異なった内膜癌でreceptorが検出されない場合があるので,それを加えて各症例を合計,平均した値で比較することに問題がある。したがって検出率も比較すべきである。

乳癌

著者: 松本圭史 ,   辻求

ページ範囲:P.431 - P.434

 乳癌は,子宮内膜癌と同様にホルモン標的組織腫瘍の1つである。ホルモン標的組織腫瘍としては,性ホルモン標的組織から発生する乳癌,子宮内膜癌,前立腺癌,グルココルチコイド標的組織から発生するリンパ性白血病,ペブチドホルモン標的組織から発生する副腎皮質腫瘍,甲状腺癌等が知られている。しかし,患者数も多く代表的な存在が乳癌である。本論文では,この代表的な乳癌のホルモン受容体とホルモン依存性について述べるが,その他のホルモン標的組織癌のホルモン依存性の特徴も類似の点が多いと考えられる。なかでも女性ホルモン標的組織から発生する乳癌と子宮内膜癌は,類似の点が非常に多い。
 本誌ですでに述べられているように,ホルモンの作用は受容体を介して発現されることは明らかである。乳腺の増殖と最も密接に相関するホルモンは,噛歯類の乳腺では長沢博士が詳細に述べられたプロラクチンであるが,ヒト乳腺では女性ホルモンである。このヒト乳腺から発生するヒト乳癌の増殖も女性ホルモンの影響を最も強くうける。したがって,ヒト乳癌のホルモン依存性とホルモン療法の研究には,女性ホルモンの作用発現のために必要な女性ホルモン受容体(estrogen receptor,ER)の検索が最も必要である。ヒト乳癌の発生・増殖とプロラクチンの相関は不明の点が多く,またヒト乳癌のプロラクチン受容体も少数の癌に少量認められるにすぎない。したがって,ヒト乳癌についておもに論じる本論文ではプロラクチンについてはふれないことにする。

その他産婦人科医療--明日への展開 ホルモンレセプター レセプター--その基礎

プロラクチン

著者: 長澤弘

ページ範囲:P.401 - P.407

 1972〜1973年にBirkinshaw and FalconerおよびTurkington et al.が,妊娠中のマウス乳腺の形質膜にprolactin (Prl)に対するレセプター(PrlR)を発見して以来,乳腺,乳癌をはじめとして,肺,肝,腎,脳,下垂体,副腎,卵巣,精巣,前立腺(癌)その他の副性器,子宮などにおけるPrlRの存在が,各種の動物1)—いわゆる実験用動物のほか,魚類のTilapiaの腎2)においても—見出されている。さらに最近は,形質膜のみでなく,これらの器官の細胞質内1〜4),脳細胞の核内5),ウサギの乳汁中6)などにもPrlRの存在が認められている。
 ホルモンのレセプターの測定に対して期待されるもののもっとも主なものは,そのホルモンに対する,標的器官(target organ)の反応性(感受性)を定量的に推定できるかどうかということであった。PrlRもその例外ではなかったが,現在のところ,その期待は,乳癌におけるエストロジェンレセプターのようには,必ずしも報いられていない。しかもPrlRに関する系統的な研究はすべて実験動物によるもので,ヒトにおいては,その存在が,乳癌をはじめとしていくつかの器官で認められているのみで,その生理的意義などについての研究は行われていない。このことは,ヒトの多くの器官におけるPrlの働きが必ずしも解明されていない現状を考えれば当然かもしれない。

臨床メモ

妊婦における血液稀釈の臨床的意義

著者: 貝原学

ページ範囲:P.408 - P.408

 妊婦における生理的な変化は非妊状態では異常と判定されるものがいろいろある。その1例として妊娠時の生理的な血液稀釈をあげることができるが,しばしば貧血とまちがえられて治療されることが多い。
 妊婦の血液の稀釈は赤血球量の増加に比較して血漿量の増加がより大きいために起こる。正常妊婦では血漿量は妊娠6週より増加しはじめ,妊娠24〜34週でプラトーに達し,この値は妊娠末期まで持続する1)。血漿量は非妊時に比較して42%も増加するといわれている2)

トピックス

慢性無排卵症は子宮内膜癌になりやすい

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.429 - P.429

 卵巣ホルモンがその標的器官である子宮内膜や乳腺に癌を発生させると考えられる臨床的事実が多くある。すなわち,子宮内膜癌については更年期以後のestrogen長期投与1),ホルモン分泌性卵巣腫瘍,多嚢胞卵巣などの際に多く観察されている2)。一方,乳癌についても排卵による黄体形成が充分にみられない例に多くみられているなどである3)
 そこでCoulamら4)はMayo Clinicで多嚢胞卵巣,Stein-Leven—thal症候群,稀発月経,無月経,機能性子宮出血,多毛症,無排卵症,卵巣機能不全,月経不順など慢性無排卵症候群(chronic anovulation syndrome)などと診断された患者の1935年から1980年までのカルテより調査した。ここで慢性無排卵症と診断されるものは,(1)卵巣の組織所見,(2)卵巣の表面がカキのように被膜でおおわれている,(3)臨床上estrogenの持続産生で慢性無排卵状態を示すもので,子宮内膜の生検で周期性がなく増殖像のみを示すか,progesteroneの投与で消退出血を起こすか,血中estrogenが3ng/dl以上または尿中estrogenが20μg/24hours以上で月経間期が21日以内または38日以上で月経不順のものなどをさしている。

原著

Double trisomyの検討—最近経験した1例をもとに

著者: 本多達雄 ,   高内則男 ,   神田敬子 ,   竹内正七

ページ範囲:P.435 - P.438

 ダウン症(以下D.S.と略)やKlinefelter症候群でのtrisomyの原因として不分離(nondisjunction)があげられている。同一家系内にD.S.やKlinefelter’s syn—drome (Kl.S.)が共存する傾向のあることも知られているが,その説明として「不分離傾向」の存在がしばしばひきあいに出される。すなわち,これらが偶然に発生したと考えた場合に較べて,極めて高い発生頻度を示すことから,「不分離が容易に生じ易い素因」の関与が推察され,主に遺伝的,体質的説明がなされているわけである。加うるに同一症例におけるD.S.とKl.S.との共存,いわゆるdouble trisomyの存在の報告があり,それ自体不分離がnon randomに生じている可能性をさらに強く示唆するものと受け取れるわけであるが,実際にはどうであろうか。
 最近経験した48,XXY,+21/47,XY,+21のモザイク型double trisomyの1例から,その紹介もかねて上記について検討してみた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

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今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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