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クラミディア(Chlamydia trachomatis)による卵管炎
著者: 広井正彦1
所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科学
ページ範囲:P.567 - P.567
文献購入ページに移動 クラミディア(chlamydia tracho—matis)による頸管の感染から,子宮内膜を通り卵管に達し,これによる卵管炎が不妊症の原因となっていることが注目されるようになった1-2)。そこで下腹痛,腰痛をもった婦人でクラミディアによる性器感染の臨床所見と検査データなどからその実態を知ることは興味あることである。
そこでWφlner-Hanssen3)らはスウェーデンのLundの大学病院で1978年〜1981年まで急性骨盤炎のために腹腔鏡を行った婦人のデータを検討した。この際,性管より採取したものでクラミディア培養で陽性,淋菌培養で陰性のものを研究対象とした。
そこでWφlner-Hanssen3)らはスウェーデンのLundの大学病院で1978年〜1981年まで急性骨盤炎のために腹腔鏡を行った婦人のデータを検討した。この際,性管より採取したものでクラミディア培養で陽性,淋菌培養で陰性のものを研究対象とした。
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