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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科37巻9号

1983年09月発行

雑誌目次

グラフ 胎児奇形の映像診断

先天性心奇形

著者: 原賢治 ,   小柳孝司 ,   中野仁雄

ページ範囲:P.594 - P.595

 電子スキャンによって,胎児心は左右の心房,心室,房室弁といった解剖学的単位まで細かく識別できるようになり,各々の単位について,その形状や位置,動態などを評価することが可能となってきた1〜4)。このような胎児心の形態に関する知見が増大するにつれ,先天性心奇形の出生前診断に成功した報告例も増えてきている5〜8)。しかしながら我が国ではそのような報告は未だ少なく,一般的な認識には至っていないと思われる。そこで今回,筆者らが行っている胎児心の断層像の見方について,自験例をもとに述べることとする。
 図1は妊娠32週における正常胎児の心の横断像である。この断層像は心臓の位置,胸廓内で占める大きさ,心室・心房の形状,左右差など胎児心の形態を包括的に評価する際に基本となる像であり,一般に4chamber viewと呼ばれている。この断面で正常と判断されると,次に大血管の位置関係,走行,管径へと観察を進め,異常がみられた場合にはさらに各々の解剖学的単位を詳細に検討してゆく方法をとっている。

指標

カテコールエストロゲンの中枢作用

著者: 岡谷裕二

ページ範囲:P.597 - P.604

 近年,視床下部,下垂体等の中枢組織でカテコールエストロゲンがエストロゲンを基質として生合成されることが証明されて以来,ゴナドトロピンおよびプロラクチン分泌に占めるカテコールエストロゲンの生物学的作用が注目されている。そこで,カテコールエストロゲンの中枢における作用を性機能を中心に総括する。

産婦人科医療--明日への展開 診断基準--新しい局面 Ⅰ.婦人科篇

卵巣癌

著者: 寺島芳輝 ,   森本紀 ,   落合和徳 ,   村江正始 ,   石田禮載 ,   遠武孝育 ,   木村知夫

ページ範囲:P.605 - P.609

 癌治療の原則が,早期発見,早期治療にあることはいうまでもない。したがって今回我々は卵巣癌の診断基準—その新しい局面を述べるにあたり,特に,早期診断を中心に話をすすめることにする。

絨毛癌

著者: 後藤節子 ,   可世木成明

ページ範囲:P.611 - P.615

 昭和57年10月号日本産科婦人科学会誌上に,絨毛性疾患分類に関する日本産科婦人科学会・日本病理学会合同委員会による絨毛性疾患定義・分類・診断基準が報告された1)。この報告によると,従来我々が用いていた定義・分類・診断基準に大きく異なることはなく,本邦学会で主張されていたことが,より厳密に基準化されたといえる。以下この合同委員会報告に従い,我々臨床家が絨毛性疾患患者に直面し,診断を下す時に問題となる点に若干の考察を加えたい。
 化学療法の発達と診断法の進歩に伴って,絨毛性疾患の治療成績は向上した。なかでも絨毛癌についていえば,昭和30年代には絨毛癌患者は100%死亡していたが,50年代半ばに至り,当教室においても,その治癒率は80%前後に上昇している。これはActinomycin-DとMe—thotrexateよりなるcombination chemotherapyの徹底を中心とする化学療法,手術2),放射3),免疫療法を併用する集学的治療の結果と考える4)

外陰部非腫瘍性病変

著者: 山辺徹 ,   吉田至誠

ページ範囲:P.617 - P.620

 産婦人科の日常診療においては,内性器の疾患が対象となることが多く,その診断法や治療法はかなり系統化されている。しかし,外陰の疾患では,十分な臨床検査がなされないまま対症的に治療されていることがあり,今日なお古典的な症候的疾患名が用いられていることが多い。
 難治性の外陰掻痒は,いわゆる癌前駆病変の際によくみられる症状であり,病理組織学的診断がなされた上で治療が開始されるべきであるが,臨床症状のみで漫然と外用薬のみ投与されていることもある。また,炎症に基づく帯下や外陰掻痒,あるいは疼痛などの症状は,著しい不快感をともなうものであり,患者にとってきわめて深刻な悩みであるといえる。したがって,治療効果を上げるためには,まず外陰疾患に対する正確な診断が要求される。

性分化の異常

著者: 藤本征一郎 ,   林宏

ページ範囲:P.621 - P.631

 男女の性別の決定は,出生時に新生児の外性器所見によってなされており,その性別判定をもとに,養育・教育され,その後思春期・青年期をむかえて,原発性無月経,外性器異常(陰核の肥大,陰唇癒合など),多毛症,発声異常,体型異常,乳房発育不全などを訴えて来院し,はじめて性分化異常症の診断的アプローチをすすめることが多い。すなわち,二次性徴の発現,性機能の発現に関係してその異常に気がつくまで放置されることが多いのである。
 性分化異常症の出生頻度はすべてを総計して0.2〜0.3%程度と低いが,しかし,性別判定を誤れば,その個人の一生にとって,また家族にとっても重大な問題をのこすことになり,その診断は早期にしかも確実になされなければならないことは論をまたない。

中枢性性機能異常

著者: 青野敏博 ,   寺川直樹 ,   脇本博 ,   堤博久 ,   倉智博久 ,   倉智敬一

ページ範囲:P.633 - P.636

 間脳—下垂体—卵巣系で作られた機能環によって規則正しい月経周期がもたらされるが,この機能環の何処かに異常が起きると排卵障害および無月経が招来される。無排卵を引き起こす部位としては卵巣原発障害に比し,中枢性障害が圧倒的に多く,かつ中枢障害の中でも視床下部障害によるものが多いことが知られている1)。したがって,中枢性排卵障害の症例を的確に診断し,治療方針を決定することは日常診療上大変重要な事項と思われる。
 本稿では中枢性性機能異常の原因疾患の種類とその意義について述べたあと,ゴナドトロピン分泌を中心とする本症の診断法について解説し,終わりに各種原因疾患を鑑別するために我々が日常行っている方法を示して説明を加えることとする。

排卵障害

著者: 小田隆晴 ,   広井正彦

ページ範囲:P.637 - P.641

 排卵障害は症候論的に月経周期異常をきたし,頻発月経,稀発月経(無排卵性周期症)や無月経の形をとることが多く,視床下部—下垂体—卵巣系のいずれかの部位における機能的障害あるいは器質的病変によって招来されるが,直接生殖機能には関与しない甲状腺や副腎等の他の内分泌器官の異常,全身性疾患,さらには精神心理的な影響によってももたらされる。したがって治療を行う際にも,予後を判定する上からも排卵障害の系統的な検査,診断が必要であるが,その検査法,診断法は数多く複雑で,全例に全ての検査を行うことは不可能である。そこで本稿では主として排卵障害の合理的な診断法を最近の研究成績を混じえて概説する。

黄体機能不全

著者: 木下勝之 ,   高木耕一郎 ,   北川浩明 ,   堤治 ,   佐藤和雄 ,   坂元正一

ページ範囲:P.643 - P.645

 黄体機能不全は不妊,不育の原因として重要な疾患の1つであるが,その疾病概念や診断基準はいまだ統一されていない。しかし,黄体で産生されるプロジェステロンが子宮筋の収縮を抑制すること,またエストロジェンの刺激を受けた子宮内膜に作用し,妊卵着床・維持に適した分泌期内膜へ分化させること,さらに胞胚の分割・分化に必須であること等の事実から,原因のいかんによらず,黄体の機能異常によるプロジェステロンの分泌低下が子宮内膜の形態および機能分化を障害し,さらに妊卵の正常な発育を阻害する結果,着床障害や妊娠初期流産を招来するものと考えられる。したがって,黄体機能不全に含まれる概念は視床下部—下垂体—卵巣系の内分泌機能異常の問題から,ホルモンの標的組織である子宮内膜,あるいは妊卵そのものの異常までも含む幅広いものであり,診断に当たっても,黄体の内分泌機能を指標とする立場や子宮内膜の形態変化を基準とする場合もあるのが現状である。病因とその結果がより明らかとなれば診断基準も統一されると思われるが,今だ研究段階であるので,今回は卵巣におけるプロジェステロン産生機構とその病態を概説し,日常臨床における黄体機能不全の診断につき,最近の知見も含めて述べる。

機能性出血

著者: 中居光生

ページ範囲:P.647 - P.650

 機能性出血の用語法に混乱があってその概念に統一性を欠くことが指摘されて来た。本稿では機能性出血に関する諸家の考え方の中から共通の理解に近づくための方策を模索したい。

機能性不妊

著者: 林方也

ページ範囲:P.651 - P.656

 妊娠が成立するまでの排卵,受精および着床にいたる生殖生理の微妙なメカニズムについては,未だ不明の点が多い。加えて臨床的にそれらの障害を検査する方法にも自ずから限界があり,とくに機能的な疾患を見出すことは難しく,現在の時点ではその原因が明らかとなり得ぬ場合や,検査中に妊娠してしまうような症例の頻度も高い。機能性不妊という概念がここから生まれてくるが,その現況をみつめ,諸家により行われている検査法や治療法およびわれわれの経験からふり返ってその病型を把握することにより,診断基準についての解析を加えた。

精子受精能検査

著者: 香山浩二

ページ範囲:P.657 - P.660

 男性不妊のスクリーニング検査として精液検査が行われている。しかし通常の精液検査(精液量,精子数,運動率,奇形率など)で異常がないからといって必ずしも男性不妊原因が否定されたことにはならない。なぜなら,最も大切なことは,腟内に射精された精子が受精の場である卵管膨大部に到達する能力を有しているかどうかということと,成熟卵に出会って受精させる能力があるかどうかにあるからである。精子が卵管に到達したかどうかを調べることは大変困難であるが,子宮頸管粘液の通過性に関してはHuhnerテストまたはMiller-Kur—zrokやKremerテストで検討することが出来る。しかし,精子受精能に関しては従来これを調べる方法が全くなく,単に妊娠に成功したかどうかによってしか判定出来なかった。
 1976年,Overstreetら1)は,初めて死体から採取したヒト卵を用いて in vitroでの受精実験系を確立し,精子の透明帯貫通性を指標として不妊男性の精子受精能について検討を加えた。受精に際して精子は受精能を獲得(capacitation)し尖体反応(acrosome reaction)を起こす必要があるが,死体卵を用いた受精系でもこの2つの反応を終了した精子のみが透明帯の貫通性を示すことより,この方法を精子受精能検査として用いることが出来るわけである。しかし,実際にヒト卵を常時用意することは非常に困難で,この方法を臨床検査法とすることは出来なかった。同年,Yana-gimachiら2)は透明帯を除去したハムスター卵とヒト精子の融合に成功し,ヒト精子の受精能検査に利用出来ることを見出した。卵の透明帯表面には精子に対する受容体が存在し,種の選別を行っているため通常では他種属の精子とは結合せず受精が起こらない仕組みになっているが,透明帯除去ハムスター卵ではヒト精子の侵入を許し,侵入精子頭部の膨化現象の起こることが見出された。この反応系でも受精能獲得後の尖体反応精子のみが卵への侵入を示すことから,透明帯除去ハムスター卵を用いたヒト精子の受精能検査が可能となったわけである。ハムスター卵はホルモン注射による過排卵処理で一度に約40個ぐらい採取することが出来,本法を臨床検査として用いることは充分可能と考えられる。

トピックス

胎児卵巣でも排卵している

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.610 - P.610

 近年,母体の中にかくれていた胎児に対しても医学の手が加えられ,胎児の発育や疾患などが明らかにされて来ている。
 しかし,産婦人科医にとって最も興味あるものに,成熟婦人と同様に卵巣機能がどのようになっているかがあろう。

妊娠中毒症の薬物療法における最近の国際的動向

著者: 古橋信晃

ページ範囲:P.620 - P.620

 現在,妊娠中毒症に対する関心が国際的にも高まってきており,本邦でも日産婦会・妊娠中毒症問題委員会(委員長:鈴木雅洲教授)が発足して以来,種々の検討を行っている。1982年には米国学派のInterna—tional Society for study of hyper—tension in pregnancyの第3回目の国際会議(ダラス,10月)および欧州学派のOrganisation Gestosis (OG)の第14回国際会議(ウィーン,12月)が開催され,両会議に出席する機会を得たので,今回は,それら会議で報告された妊娠中毒症の薬物療法の最近における国際的動向について報告する。
 妊娠中毒症の薬物療法は,従来,母体の表面的な諸症状に対する対症療法が中心であり,胎児への配慮が欠けていたことは報告1)した。一方,妊娠中毒症とは高血圧・蛋白尿・浮腫を3症状とする単一疾患であると考えられてきたが,今回の国際会議での報告では,これら3症状の1つ1つを呈する各々の発症機転および病態はかなり異なり,妊娠中毒症は単一疾患ではなく,何種類かの類似疾患を複合した状態,または疾患群という概念が大勢を占めつつある。したがって,これらの概念に基づいた母体・胎児の両者におよぼす影響を考慮した治療法が報告されている。

臨床メモ

乳房刺激の臨床応用

著者: 貝原学

ページ範囲:P.631 - P.631

 褥婦の乳頭に対する児の吸啜刺激が,下垂体後葉からオキシトシンの分泌をもたらし,子宮を収縮させることはよく知られた事実である。妊婦でも褥婦と同様に,このような刺激によって子宮収縮がもたらされるが,このような現象は,妊娠末期の妊婦を管理するための手段として,いろいろな面で臨床応用が試みられている。
 Jhirad and Vago1)は妊婦の乳房に対する刺激が陣痛を誘発して分娩に導く上で有効であると報告している。彼等は妊娠末期の妊婦に対して電気窄乳器を用いて乳房に左右交互に15分間ずつ吸引刺激を加えたが,これによって69.6%の者に陣痛を誘発して分娩に到らしめることができた。特に頻産婦ではその成功率が高く73.1%に達した。乳房の刺激開始から分娩終了までに要した時間は平均8時間30分であった。一般に頻産婦に対してオキシトシンによって陣痛誘発を試みることは子宮破裂の発生率が高いため禁忌とされているが,乳房刺激による陣痛誘発法はこのような危険が発生する恐れがなく,安全かつ有効な方法であると述べている。

原著

ヒト血漿中β—endorphin (β—EP)およびβ—lipotropin (β—LPH)動態における性差について

著者: 古橋信晃 ,   高橋徹 ,   河野秀昭 ,   新川尹 ,   蛭田益紀 ,   田中幹夫 ,   高橋具視 ,   鈴木雅洲

ページ範囲:P.661 - P.663

 最近の神経内分泌学の発展によりopioids peptides (β—endorphin,β—lipo—tropin,etc.)について多数の検討がなされるようになった。またこれらβ—endor—phin (β—EP)およびβ—lipotropin (β—LPH)のradioimmunoassay (RIA)も開発され,産婦人科領域での報告1,2)もあるが,それらは主として産科領域の報告3)で,婦人科領域における報告は少ない。
 一方,内分泌動態における性差は,胎児期より開始し,特に睾丸性テストステロンの分泌動態には大きな性差の要因が示唆されていることは既に報告4〜6)した。最近,性ステロイドホルモンと視床下部—下垂体系のopioid peptidesに関する検討がはじめられてはいるが,これらopioid peptides動態の性差を明らかにした報告はほとんどみあたらない。今回,われわれは,正常成人および臍帯静脈血中のβ—EP,β—LPHを感度の高いRIA法で同時に測定し,臍帯血および正常成人における性差,さらに正常婦人卵胞期・黄体期における動態について検討した。

薬の臨床

子宮頸癌に対する広汎性全剔術後の尿路管理—特に術後膀胱洗滌におけるポリミキシンB添加の効用について

著者: 田中正久 ,   片桐英彦 ,   久保田史郎 ,   蜂須賀正光

ページ範囲:P.665 - P.669

 子宮頸癌に対する広汎性子宮全剔術の術後には膀胱まひが必発で,自尿訓練,膀胱洗浄,膀胱体操,支配神経の賦活,抗生剤投与,腎盂造影などさまざまの尿路管理法が行われている。もしこの尿路管理に失敗すると頸癌の予後を著しく悪くするので,慎重に,しかも熟練した医師の判断で,果敢に対処しなければならない。
 術後尿路管理の主流は今でも膀胱洗浄であり,洗浄液としては従来,生理食塩液,5,000倍ヒビテソ溶液,2%硼酸水,1万倍過マンガン酸カリ液(カメレオン水)などが使用されてきた。われわれは今回,ポリミキシンB150万単位添加生食液500mlを使用する膀胱洗浄方式を採用し,術後の尿路管理についてかなり満足すべき結果を得たのでその成績を報告し,あわせて今後の改善策についても言及する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

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今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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