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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科38巻1号

1984年01月発行

文献概要

特集 卵巣 Ⅰホルモンとリプロダクション Topics

LHRHによる卵巣機能抑制とその臨床応用

著者: 丸尾猛1 大谷徹郎1 望月真人1

所属機関: 1神戸大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.64 - P.67

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 LHRHが下垂体からgonadotropinを放出させる作用を有することは周知の事実である。ところが大量のLHRHが下垂体に負荷されると下垂体のLHRH受容体はdown regulation (desensitization)を受け,LH, FSHの放出が抑制される1)
 他方,LHRHは同時に性腺に直接作用し,paradoxi—calな性腺機能抑制作用を有すること,つまり性腺に存在するLHRH受容体を介して直接性腺でのステロイド産生を抑制する作用をも合わせ持つことが最近明らかにされてきた2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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