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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科38巻10号

1984年10月発行

明日への展開--ヒューマンバイオロジーの視点から 遺伝

遺伝の基礎解説—臨床遺伝学の生化学的基礎とその展開

著者: 藤木典生1

所属機関: 1福井医科大学第2内科学教室

ページ範囲:P.743 - P.751

文献概要

 1949年鎌状貧血の分子病的解明1)がなされ,1959年Down症候群の染色体異常2)が確認されて以来,臨床医学の一翼を担う臨床遺伝学3-6)は,いまやめまぐるしいほどの新しい展開をとげてきた。最近になって,遺伝子工学を応用した分子生物学的研究によって,画期的な進歩7)をとげてきたので,臨床遺伝学,ことに生化遺伝学の基礎とその進歩のあとを辿ってみることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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